現在ワーキングホリデーにてオーストラリアに滞在しているUtti@gotravelifeです。

少し前の話になってしまうのですが、2015年10月、病気の定期検査で日本に一時帰国しました。

その際にカメラを買い換えたのですが、日本人であっても海外在住の人は免税にて買い物を出来ることを知り、どれくらい安くなるのか試してみたのです。

海外在在日本人の免税制度については以前のエントリー

を参照ください。

しかし結果から述べてしまえば、カメラや家電製品のような店頭とネットの販売価格に差が大きい物に関しては免税制度を利用してもあまり安くならないという結果でした。

詳細は以下の通り。

実際にいくらで買えるのか試してみた

今回僕が購入しようとしたのは下記の2つの商品です。
()内の価格は検討当時の価格.comの最安値。

  • Sony α7II ILCE-7M2 (約15万円)
  • Sony Vario-Tessar T* FE 24-70mm f/4 ZA OSS (約9万円)

購入しようとした当日の価格com最安値で合わせて24万円ほどする商品で消費税は2万円ほどになり免税制度が使えればお得になると考えたからです。

免税制度は特定のお店でのみ受けられる

免税制度を利用して買い物をするには指定のお店で購入する必要があります。どこの店でも良いわけではないのです。

そこで僕は免税制度を利用できる電気屋が集まる新宿の

  • ヨドバシカメラ
  • ビックカメラ
  • LABI ヤマダ電機

の3店舗にそれぞれいくらで買えるのか回って店員さんに相談してみました。

しかし、免税制度を利用するとお店のポイントが付けられないなどの制限が出来てしまうようで、結果としてどのお店も価格コムの最安値と同じくらいの価格を提示してきました。

最も安い価格を提示してくれたのはLABIヤマダ電機で価格コム最安値から4000円引きでした。

ただし免税制度を利用する場合お店と空港で手続きが必要で、更に未開封のまま箱ごと日本から持ち出さなければなりません。

結局、この程度の価格差なら箱ごと持ってオーストラリアに帰りたくなかったので、価格コムの最安値のお店で帰りの電車の中でオーダーをしました。

免税制度は定価販売しかされていないiPhoneのような定価販売の商品にしか有効ではない

今回分かったことは、免税制度を利用しても家電量販店では免税用の価格を提示してくるので、定価販売が前提となっているiPhoneのような製品でないとお得に買うことは出来ないということです。

このように免税制度を使ってお得に買い物するには免税制度の使いところが重要と言えるでしょう。

まとめ

外国人観光客は価格com最安値店で通販で買い物するのはハードルが高いでしょうが、例え日本に家がない人でも日本人の場合はコンビニ受け取りも出来ますし、この免税制度を使うよりもネットで最安値で買ってしまった方が余計な手続きも不要で手っ取り早いと感じました。

残念ながら免税制度は2016年1月現在、許可された特定のお店でしか利用できません。これは凄くアンフェアなように思います。

何故、大手の認められた店でしか免税対応が出来ないのでしょうか。

どこのお店でも可能になれば価格コム最安値から消費税分を引いたお得な買い物ができると思うのですが、現実的には難しいようです。