今ちょうどリオデジャネイロにガジェット好きの旅仲間が1人いまして、
現地でSIMカードを購入したとのことで、
今まで僕がネットで調べてきた情報と合わせてシェアしていきたいと思います。

特殊なブラジルのSIM事情

路上販売の看板

路上販売の看板

ブラジルではSIMカードの事をシッピと呼びます。

またブラジルでは同じ通信事業社同士の通話は格安ですが、
他の会社になると高くなるそうで、
1つの端末に複数のSIMカードを入れるデュアルSIM端末が大変人気とのこと。

4つの通信会社

調べた限りブラジルでは4つの大きな通信会社がある模様。

しかし特殊な事情もあり、どれが一番ということもないようですが、
VIVOとTIMがメジャーっぽいですね

一部友人が現地で調べてくれた料金プランを紹介してみます。

VIVOの料金プラン(正規店価格)

正規店でSIMカードを買うには写真とパスポートまたはCPSが必要。
値段はSIMカード10レアルと35レアル分のデータがついて、
合計45レアル。4G回線も使える。データは1GBで25レアル。

TIMの料金プラン(正規店価格)

TIM料金表

画像を参照ください。

友人が露店で購入したTIMの激安プラン

TIMの5レアルSIM

TIMの5レアルSIM

プリペイド式のSIMカードはオフィシャルオフィスでは購入不可。
駅前の路上でSIMカードを売ってる人から買ったとのこと。

  • 通常SIMで5レアル
  • nanoSIM15レアル
  • 0.25レアルで一回通話(時間は無制限)。
  • インターネットは0.6レアルで一日使い放題。

わずか5レアル(230円)の価格の中には
2レアル分の通話とネットが含まれています。

ただしこちらのプラン、スピードは下り100Kほどに制限されています。
しかしこの価格は大変魅力的ですね。

アクティベートについて

アクティベートにはCPFが必要

ブラジルで度々必要になるCPF(ブラジル納税者番号)がSIMを利用するのにも必要になります。

通信会社によってはSIMカードを買う際にそもそもCPFが必要とのことですが、
SIMを購入できてもやはりアクティベート(利用できる状態に)する際にCPFの入力を求めらます

しかしCPFは街の露天で普通に借りれるそうです。(費用はわずかに5レアル)

日本でCPFを入手するには過去のエントリー

を参考にしてください。

アクティベートの手順

適当な番号に電話するとポルトガル語に案内されて、
CPFの番号11桁をタップするとアクティベート完了。

SIMフリー iPhoneで使う

最近日本で販売開始されたSIMフリーのiPhone5Sなど
SIMフリーのiPhoneで使いたい場合気になるのがSIMカードのサイズです。

各会社のSIMは様々なサイズで提供されているようです。

  • 通常サイズ(iPhone3GS以前や一部android)
  • microSIMサイズ(iPhone4Sや一部android)
  • nanoSIM(iPhone5、iPhone5S)

が販売されています。

※ショップによっては通常サイズのみの販売です。
※TIMのSIMはSIMカッターでカットしても利用出来るようです。(自己責任で)

僕と友人が愛用しているSIMカッター

日本のSoftbankやdocomoなどのSIMロックされたiPhoneで使う

僕の友人は上で紹介したTIMのSIMを
日本のSoftbankのiPhone5にいわゆるSIM下駄を利用して通信しているとのこと

SIM下駄はamazonで1000円ほどで購入することが出来ます。

ちなみに友人は上で紹介したものと同じ
GPPという下駄を利用しているそうなのですが、
SIM下駄には偽物も存在するので注意が必要です。

ちなみにTIMの場合APN設定は不要とのこと

こちらもおすすめ

facebookのブラジルワールドカップ現地観戦ページを主催し
4月に1ヶ月現地調査をされてきたという村上アシシさんの電子書籍ガイドブックもお勧めです。

まとめ、参考にさせていただいたサイト

以上なかなか複雑になっており、少し書くのが大変でした。
なんとかSIMカードを買う目処が立ちそうです。

また現地で実際に購入してみたら記事にしたいと思います。

参考にさせていただいたサイト