オーストラリアでのワーホリ中、ブリスベンで仕事に明け暮れていたある日、一緒に旅をしている相方さんが言い出した。

ニュージーランド行かないの?隣にあるのに。

僕は変な先入観を持っていて、ニュージーランドというのは行けない場所だと思い込んでいました。

何故だかわからないけれど、ニュージーランドというのは物凄くお金のかかる場所だという刷り込みがあったのです。

美しい山々の景色=高級な場所

もう10年以上前にスノーボードにハマっていた頃、ニュージーランド旅行の値段を調べてた事がありその印象が強かったのだと思う。(1週間で80万円ほどだった気が。。。)

しかし僕は今、ニュージーランドのすぐ横、オーストラリアに住んでいて、調べてみればオーストラリアのLCC、JET STARで片道1万円でニュージーランドに行くことが出来るんです。

物価だってオーストラリアとあまり変わりません。(日本と比較すれば高いですが)節約貧乏旅行のスキルを得た今は旅行代理店に頼って何十万円も支払う必要はないのです。

本格的な登山経験は富士山くらいしか無いので、登ることは叶わなくても美しい山々や有名なトラックを歩いてみたかった事も有り、ニュージーランドに行かないという選択肢はありませんでした。

そんなわけで今回から何回かに分けニュージーランド旅行について書いていきます。

ニュージーランド南島レンタカー旅行は5回に分けて紹介しています

ニュージーランド旅行の旅のルート

今回の旅のルートは簡単に書くとこんな感じ。恐らく南島を回るルートとしては、かなりメジャーなものと思われます。

  • クライストチャーチ
  • テカポ
  • マウントクック国立公園
  • クイーンズタウン
  • フィヨルド公園国立公園(ミルフォードサウンド)
  • クイーンズタウン

クライストチャーチから入り、クイーンズタウンからアウトする10日間の行程でした。

ちなみに予定は凄くザックリとしか決めていなくて、最悪車で寝れば良いと考え寝袋を持参し、オーストラリアを出発した時点で宿の予約は初日のテカポのみ。

特にテカポで綺麗な星空の写真を撮りたいと考えていたので、ニュージーランドは天気が悪いことが多いとのことで、天気予報を見ながら行動し、基本的に前日に翌日の行動を決めて動きました。

ちなみに天気予報は

を利用していて非常に参考になりました。結構正確かと思います。

実際にこれからブログの写真を見ていただければ分かると思いますが、かなり晴れを引いて行動できたと思っています。

ゴールドコーストからクライストチャーチーへ

JETSTAR

JETSTAR


クライストチャーチには深夜着

クライストチャーチには深夜着

ゴールドコーストからクライストチャーチへは冒頭で紹介した通り、LCCのJETSTARを利用しました。

ちなみに帰りはクイーンズタウンからゴールドコーストを選択し、セールでの購入で往復1人総額AU$310(27,000円ほど)でした。(受託手荷物、食事などは一切無し)

ゴールドコーストからクライストチャーチへは約3時間ほどで到着。
飛行機から降りると、廊下では沢山の羊の写真と鳴き声の音声があったのが面白かったです。

住んでいたブリスベンからゴールドコーストはマイカーで移動、有料駐車場に車を預けた

フライトはクライストチャーチへの直行便があったゴールドコースト、クーレンガッタ空港からの便を選択しました。
ブリスベンから空港までは車を利用し、有料の駐車場を利用することを選択しました。

利用した駐車場は空港にある駐車場ではなく、業者がやっている空港近くの駐車場。車を預けた後、空港まで車で送ってもらえます。

webサイトからの事前予約で10日間で$89でした。
車で行き、駐車場を利用したのは下記の理由から。

  • 住んでいたブリスベン郊外からゴールドコーストのクーレンガッタ空港へはバスで片道$20ほどだったので2人で往復するなら車で行ってもあまり金額が変わらなかった。
  • 家賃を節約するため、一時的に家を引き払ってニュージーランドに持って行かない生活道具はすべて車の中に保管しておくので、安全な場所に車を止めたかった。
  • バスで行くよりも楽である。

クライストチャーチでレンタカーを借りる

借りた車は走行距離10万キロ超えの日産ティーダ

借りた車は走行距離10万キロ超えの日産ティーダ

海外でレンタカーを借りるのは3回目であり、オーストラリアではマイカーで運転しているので3カ国目の運転になり運転自体に不安はありませんでした。
レンタカーは事前にインターネットで下調べし、一番安かったエースレンタカーを利用。
クライストチャーチで借りて、クイーンズタウンで返却10日間の利用で最も安い車を選択し、料金はNZ$402(33,000円ほど)でした。

ただし、借りたレンタカーが走行距離10万キロ超えの日産ティーダで大きな問題こそありませんでしたが、運転初日にホイールカバーが外れかけて

停車した時に後続の車に教えてもらうなんて事がありました苦笑
予算に余裕があるならばBadgetなどの大手にしたほうが良いかもしれません。。。

ちなみにニュージーランド交通ルールなどはこちらに纏まっています。

に細かく日本語で掲載されていて参考になります。

ニュージーランドのホテル予約

リカトンのショッピングモールでSIMカードをゲット

リカトンのショッピングモール内の2°

リカトンのショッピングモール内の2°

ニュージーランドは2015年11月現在で、wifiが少なく、宿のwifiが別料金で有料だったりする事も多く、レンタカーで旅をするのであればSIMカードは持っておきたいところです。

今回は値段に対してデータ通信量が多かった2°を選びました。
クライストチャーチの空港では2°のSIMは売られていなかったのでリカトンというショッピングセンターの2°ショップにて購入しました。

購入した2°のSIM

SIMカード代 $5

NZ$20.95 1GBデータのみのプラン
SIMカードはMicro/Nanoどちらでも使えるような形になっていました。

ちなみに後で聞いた話ですが、ワーホリの間ではSIMを契約すると、街中にある電話ボックスでwifiが無制限で利用できるためSparkが人気との事。

SparkのSIMはクライストチャーチ空港で売られていたので時間が無い人はSparkを利用してみるのもいいかもしれません。

またリカトンショッピングモールは大きく、何でも揃いますし、クライストチャーチから出発して、南島を回るのであれば食材などの買い出しにもオススメです。

C4 coffee

C4 COFFEE

C4 COFFEE


latte glass

latte glass

深夜に到着したクライストチャーチで目を覚ましにコーヒーを飲みたいと選んだお店がこちらのC4 COFFEE。

倉庫をリノベーションしたと思われる店の造りのロースター併設の本格的なカフェで、朝から地元の人で賑わっていました。
オーダーしたのはエスプレッソがダブルショットで入った濃いめのlatte glass $4。濃厚でとても美味しく頂きました。

クライストチャーチの街

クライストチャーチの町中はまだまだ復興工事中

クライストチャーチの町中はまだまだ復興工事中


Re: START

Re: START


作業員の人たちも休憩中

作業員の人たちも休憩中


良い雰囲気

良い雰囲気


コンテナのショップ

コンテナのショップ

2011年、東日本大震災の年ですが、同じ年の2011年2月22日、このニュージーランド、クライストチャーチで大きな地震がありました。
僕は日本の地震のインパクトが強すぎて、すっかり忘れてしまっていたのですが、この街に来てニュージーランドにとって非常に大きな出来事であったことを痛感しました。

地震から丸4年が経った2015年11月、街には未だに地震の爪痕が沢山見受けられました。

一方で街は少しずつ復興してきており、主にコンテナを使った現代的な方法で新しいクライストチャーチを見せているように感じました。
街の中心にあるRe:START Mallでは、コンテナの仮設店舗には美味しそうなフードショップやお洒落な雑貨屋などが並び、沢山の人が楽しんでいました。

東京にもコンテナを使った一時的な商業施設といえば代々木ビレッジがありますが、ここも復興が進めばここにも新しいショッピングモールが立つのかもしれません。

クライストチャーチのアウトドアショップ巡り

アウトドアギアショップBivouac

アウトドアギアショップBivouac

いろいろな国に行ってはアウトドアギアのチェックをするのは僕の趣味の1つで、アウトドアやトレッキングが盛んなニュージーランドでは面白いギアが見つかるのではないかという期待がありました。

そこでBivouac Outdoorなど数件のアウトドアギアショップを回ってみました。

アウトドアブランド好きな方であれば、ニュージーランドといえばMacpacKathmanduそしてメリノウールのIcebreakerが有名ですが、これらのブランドの商品は充実していて日本よりも多少安く購入できるものの、それ以外のモノは軒並み日本よりも価格が高いという状況で特に商品を購入するということはありませんでした。

クライストチャーチにあるアウトドアショップは下記に詳しくまとまっています。

ニュージーランドの旅は5回のエントリーでまとめています