オーストラリアは移民の国。
1月26日、Australian dayと名ずけられたこの日、メルボルンではその地に住んでいる様々な人種のグループでパレードが行われていた。
それぞれの国の伝統衣装をまとって。
※実際のパレードの際は人混みが凄くて写真が撮れなかったので全部準備時の写真です。苦笑
彼らはなんらかの形でオーストラリアという土地に流れ着き、なんらかの形でオーストラリアに住んでいる人々だ。
パレードに参加している人々の割合は、なんとなくだがオーストラリアで出会う人々の人種の割合と同じくらいなのかなと感じた。
例えばインド系の人たちはオーストラリアでよく見かける人種の1つだけれど、彼らはいつから住み着いて、もう何年オーストラリアに暮らしているのか。
そもそも親の代またはその前の代からなのか。
みんな一人一人が自分の国を離れ逞しく生きている。
それぞれのストーリーを持ってこのオーストラリアという国のメルボルンという街にやってきて暮らしている人々なのだ。
オーストラリアンデイはオーストラリアはたくさんの人種で成り立っている国ですよと祝っているように感じた。
そんな多様性の街メルボルンは世界一住みやすい街とも言われる。
街には無料のトラムが走り回り、自転車のための道路があって、美しい新しい図書館などの公共施設、地区に寄っては無料のwifiといったインフラが整備されている。
歴史を感じる趣の建物とモダンな独立系飲食店の多いクリエイティブな街の雰囲気は近年話題のブルックリンやポートランドにも全く引けをとらないと思う。
街を歩けば沢山のグラフィティーアートを見かけるし、ストリートパフォーマーが路上でパフォーマンスを繰り広げている。
少し車を走らせれば、ビーチに沢山の国立公園だってある。野生のペンギンだって見ることが出来る。
そして世界各地でテロが相次ぐ中、日本とそう変わらない治安の良さである。
この街は1つの奇跡なんじゃないかとすら思えてくる。
(もちろん明日テロが起こる可能性はいま世界中どこでもあるんだろうが)
メルボルンは素敵な街だ。もう少しこの街で暮らしてみたい。
Happy Australian day!