iPhoneからイヤホンジャックが無くなったこともあり、この1年でBluetoothのイヤホンに興味を持ったという人も多いのではないのでしょうか。

最近はAppleのAirpodsを始めとした左右独立型や完全ワイヤレス、TRE(TRUW WIRELESS EARPHONE)などと呼ばれる左右のイヤホンを繋ぐコードの無いのBluetoothイヤホンが人気になっています。特にApple Airpodsが人気で世界各国で使用している人を沢山見てきました。

また、この数ヶ月で各オーディオメーカーからも左右独立型タイプのイヤホンが出揃ってきて選択肢が増えてきました。

個人的にはBluetoothのヘッドホンやイヤホンを長く使っているのですが、最近はSONY MDR-XB50BS を使っています。こちらは左右独立型ではなく、コードがあるモデル。コードが有ることで無くす心配もないですし、首にかけることも出来るというメリットもあるのですが、正直ケーブル無しを体感してみたいというのがあります。

そんなわけで改めて現在の左右独立型Bluetoothイヤホンで良さそうなものをピックアップして比較してみました。

Apple / Airpods

Airpodsの魅力は何と言ってもAppleのプロダクトであり、iPhoneやMacとの相性が抜群な点です。

Appleが独自開発したW1チップに小型ながらバッテリー駆動時間が長く、ケースから出すと自動的に接続、耳に装着したら自動的に音楽が再生されたり、充電や接続状況などがわかりやすくiPhoneやMacに表示されたりします。

また今回紹介している中でもケースを含め非常に小さく2017年の最新版は無線充電にも対応しています。

問題はやはり、スタビライザー(耳にひっかけて落下を防止する部分)がなくオンエアー型(耳に詰め込む方をカナル型という。 )
ということで人によって合う合わないがあり、僕は外れやすいため敬遠しています。

解決策としてのようにスタビライザーをつけるオプションもありますが、これをつけると専用ケースにサクッとは入らなくなるという問題があります。

  • 本体サイズ : 16.5 × 18.0 × 40.5 mm
  • 充電ケースサイズ : 44.3 × 21.3 × 53.5 mm
  • 連続再生 : 時間5時間
  • 充電回数 : 充電ケースの利用により24時間まで利用可能
  • 15分の充電で3時間稼働

SONY / WF-1000X

sonyからは初めての左右独立型のイヤホンとしてが2017年10月にリリースされます。

こちらのモデルの特徴はカナル型でノイズキャンセル機能が付いていることでしょう。専用アプリからのコントロールでノイズキャンセル機能をオンにしたり逆に周囲の音をよく聞き取れるようにする機能もあります。

またスタビライザーがついており安定した装着が望めそうです。

問題はバッテリーが3時間しか持たないところと価格が27000円と高額な点。また専用の充電ボックスもApple Airpodsに比べると少し大きめです。

  • 本体サイズ : 不明
  • ケースサイズ : 不明
  • 連続再生時間 : 3時間
  • 充電回数  :ケースで2回の充電が可能

BOSE / SoundSport Free Wireless Headphones

BOSEからもこの2017年10月に北米地域からが初の左右独立型のイヤホンとしてリリースされています。

SoundSport Freeの名の通りスポーツ時の利用を意識したものでIPX4の防水仕様で運動時の汗などに強い仕様となっています。

バッテリー駆動は5時間、専用ボックスで2回充電が可能。ただ専用ボックスは少し大きめのように感じます。

  • 本体サイズ : 25 x 32 x 30mm
  • ケースサイズ : 100 x 38 x 48mm
  • 連続再生時間 : 5時間
  • 充電回数 : ケースで2回の充電が可能
  • 防滴仕様

EARIN / M-2

M1が最初の左右独立Bluetoothイヤホンとして話題になったEARINからも新作がM2が発表になっています。

EARINは左右独立型のイヤホンの中でも最もミニマムなデザインのイヤホンと言えるでしょう。充電ケースを含めても非常に小さく持ち運びも楽そうです。

新しいM2ではタッチインターフェイスによる操作、左右の接続性の向上、専用アプリでのシステムアップデートやイコライザ機能、ノイズリダクション機能などが追加。

外観は前モデルと殆ど変わらず、実際に装着した感じではカナル型であるためか、Airpodsよりも安定感があり好みです。

  • 本体サイズ : 17.2 x 21 x 14.5mm
  • ケースサイズ : 不明
  • 連続再生時間 : 3時間
  • 充電回数 : ケースで3回の充電が可能

ERATO / VERSE

既に幾つかの完全ワイヤレスイヤホンをリリースしていてKing of TWS (True Wireless Stereo earphones)などと呼ばれ各種メディアや口コミで特に音質面で高い評価を受けているERATOの新作がこのVERSEです。

IPX5相当の防水機能、カナル型で本体、充電ケースともに小型、更に今回紹介してきた中でも価格が安く、amazonの価格は14,000円ほどです。

個人的に今回紹介してきた中では最も理想に近い商品で購入を検討しています。

  • 本体サイズ : 15.5 x 15.5 x 25.5mm
  • ケースサイズ : 不明
  • 連続再生時間 : 3時間
  • 充電回数 : ケースで4回の充電が可能

まとめ

2017年秋にAppleのAirpodsは無線充電に対応、SONYやBOSEなどのメジャーな会社からも左右独立型のイヤホンが発売になり、いよいよ左右独立型のイヤホンが定番化したものになってきた感があります。

また既に無名メーカーからは様々な左右独立型のイヤホンが3,000-4,000円程の低価格で販売されており、選択肢は非常に豊富になってきました。

音質にどれくらい差があるのか実際に聴き比べてみたいところです。今回紹介した多くのモデルがこの10月以降に発売となるので楽しみですね。