今更だけど、僕が現在世界一周の旅で使っているカメラ、Canon EOS 6D(以下6D)をレビューしてみます。

僕はこの6Dを主に旅行での撮影に使っています。

旅先で、この大型の6Dを持って写真を撮っていると、その大きさから

“プロの方ですか?”

とか聞かれたりすることもあるんですが、僕は写真に関して自分なりに学んできましたが基本的にはただの素人です。

撮った写真は基本的にデジタルデバイスの中でしか見ませんし、実は現像に出してプリントしたことがありません。

カメラや写真の世界というのは凄く深い世界で本当に沢山の要素があります。ですので、ひょっとしたら僕はこのレビューでおかしな事を書いているかもしれません。

でも僕なりの視点で主に旅をしながら2年間使ってきた感想を書いてみたいと思います。

僕のカメラ遍歴

僕のカメラ遍歴

僕のカメラ遍歴

まず僕のカメラ遍歴を簡単に紹介したいと思います。いうのもこのCanon EOS 6Dはまったくのカメラ初心者がいきなり買うモデルでは無いと思うからです。

僕はカメラで写真を撮り始めて8年ほど経過しましたが、それでもこのフルサイズ一眼レフの6Dを僕が使えるのか、オーバースペックなんじゃないかと凄く迷いながら購入したからです。

初めて僕がカメラを購入したのは2007年ごろ、SONY CYBERSHOT DSC T-9という小さなデジタルカメラでした。

そう僕にとってカメラというのは基本的にデジタル製品なのです。恐らく今まで触ったことがあるフィルムカメラは小さいころ遠足に持って行った”写るんです”くらいなものでしょう。

SONY CYBERSHOT DSC T-9はとても小さなカメラで、いつもカバンに入れておいて友達とワイワイしているところを撮ったり、今でいうスマホのカメラのような使い方をしていたと思います。

しかし購入後直ぐにどこかに置いてきて無くしてしまいました。苦笑

2008年、バイクで日本一周をする事を決め再びカメラを買いました。

雑誌などで沢山のクリエイターやファッション業界の人が使っていたRICHO GRを持っていて黒一色で少しクラシックなイメージが良いなと思ったのですが、ズームの出来ない単焦点レンズであったことと、高かったこともあり、GRではなく似たRICHO R8を買いました。

僕はその時に初めて自分で撮った写真を旅行をしながら、当時流行っていたSNS mixiやMacbookに入れて友人たちに見せていました。

何も考えずにただ撮っただけの写真だったのですが、意外と好評で僕は段々と写真を取るのが楽しくなっていったのです。

そして2009年に海外をバックパッカー旅行をすることを決めた際に初めて一眼レフを買いました。

といっても僕が選んだのは当時発売されたばかりのミラーレス一眼オリンパスのEP-1″PEN”でした。購入動機は単純で折角なかなか行けない場所に行くのだから、当時よく読んでいた雑誌TRANSITを見てもっと綺麗に写真を撮りたいと思ったんです。

購入当時、僕は”絞り”や”ISO感度”という言葉すら知りませんでした。

ただ思いつくままにオートで直感で写真を撮っていました。しかし段々どのように撮ったら綺麗に撮れるか考えるようになりました。

そんな時に一緒に行動していた友人がカメラについて詳しく、色々と教えてもらったり、追加のレンズを購入したりと、僕は本格的にカメラや写真というものに嵌っていったのでした。

2013年僕は貯金をしてもう一度、世界一周旅行に行こうと計画を立てていました。しかし、4年前に買ったPENは調子が悪くなっていました。

そこで新しいカメラを買うことにしたのです。

6Dを買うまで

僕はカメラを購入するに当たって1年ほど悩みました。

この頃には僕は写真を撮るのが凄く好きになっていました。仕事に関連して極稀にですが、撮影の仕事も少しだけすることがありました。

旅に出てチベットやウユニ塩湖などなかなか行くことが出来ないフォトジェニックな場所に行くのだし、写真をもう少しステップアップしたいと思っていたんです。

そこで当時の候補は

  • 同じマイクロフォーサーズの新型のボディを買う。
  • APSCセンサーのSONYのNEXシリーズ(今で言うa6000などの4ケタ)にする
  • フルサイズセンサーで最小最軽量の6Dを買う

の3つでした。

費用的に安くなるのは同じマイクロフォーサーズを買うことでした。

SONYのNEXシリーズを買うという選択肢もありました。それほど大きさは変わらず、より大きいセンサーを積んでいたからです。

でも僕は最終的に6Dを選びました。

最終的には直感で選びました。

偶然一緒にキャンプに行った友人がNikonのフルサイズ一眼D600を持ってきていたんですね。僕はすこし借りて写真を撮らせてもらいました。そこで思ってしまったんです。

フルサイズってやっぱり凄い!と。

こんな写真が撮れるんだと。心打たれた瞬間でした。

僕が持っていたPENとは全く違う世界が広がっていたのです。フルサイズ一眼レフを買うという決意したのでした。

Canon EOS 6D

しかし僕が選んだのはNikonではなくCANONでした。

僕が選んだCanon EOS 6Dは非常に重たく大きいですが、それでも購入当時、フルサイズ一眼レフという中では世界最小、最軽量を誇っていました。

フラッシュはないけれど、GPSやWiFiという旅にありがたい機能が搭載されていてフラッシュのやけに白く違和感のある写真が好きではなく、逆にスマホで直ぐにアップできたり、GPSで撮った場所が記憶されるのは物忘れの激しい僕に最適な機能なように感じました。

でも他の機種にない6Dの最も気に入っているところは高感度撮影が凄い事です。室内など本当に暗いところでも良く撮れます。

6Dの前に使っていたPENは高感度が弱く大きな弱点だったこともあり、これは本当に凄い機能だと感じました。

AF系が6Dの弱点だとよくネットでは書かれていますが、これもPENとは比べ物にならないくらい早く正確で、僕は撮影という部分に関してこの6Dに一切の不満はなく完璧なカメラだと感じました。

またフルサイズのカメラは本当に細かいところまでよく映ってくれるので、後でトリミングしても本当にパキッとした仕上がりの写真になります。

NYにて

NYにて

暗いところでも高感度性能がいいのでよく撮れます。

Canon EF 24-105mm f/4L IS USM

現在の90%の写真はこのレンズで撮っていて、僕にとっての定番のレンズになっています。

望遠側は105mmまでありながら広角側が24mmというところが広角好きの僕には気に入っています。

また購入前のマイクロフォーサーズに慣れた僕にはF4というのは少し暗い気もしていましたが、6Dの好感度性能とフルサイズのボケ味のお陰でこの一本で本当に色んな写真が撮れます。

またCanonのフルサイズを持っている他の人を見てても本当にみんなこのレンズを使っているなぁと良く感じます。

Canon EF 24-105mm f/4L IS USMで撮った写真

2014年ブラジルワールドカップにてシャビ

2014年ブラジルワールドカップにてシャビ

105mmで撮って更にトリミングしても綺麗です。

ブラジル、リオデジャネイロのファベーラでサッカーをする少年たち

ブラジル、リオデジャネイロのファベーラでサッカーをする少年たち

SIGMA 12-24mm f/4.5-5.6 DG II HSM

撮るのは難しいけれど広角写真が大好きです。

特に雲が広がった感じに映るのが本当に好きで、僕が初めて一眼レフに興味を持ったのはより広くパースペクティブの効いた広角写真を撮ってみたいと思ったからでした。

より小さくて軽く汎用性の高いCanon EF17-40mm F4L USMと迷ったのですが。PEN時代もPanasonic 7-14mm F4.0 G VARIO ASPH.を使っていたこともあり、似た画角のこちらを購入しました。

フルサイズの超広角写真は本当にインパクトのある写真が撮れるのですが、12mmは本当に難しくファインダーを覗くまでどんな絵になっているのか分かりません。

ただし、大きく(フード取り外し不可で嵩張る)、重い(670g)のでなかなか今日は広角撮るって決めていかないと持ち出す気になれないのが難点です。

ホースシューベント、アメリカ

ホースシューベント、アメリカ

超広角だからこそ写真に収めることが出来ました

アンテロープキャニオン、アメリカ

アンテロープキャニオン、アメリカ

室内や狭い空間でも活躍します

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM

フルサイズを使うようになって初めて買った明るい単焦点レンズがこのSIGMA 50mm F1.4です。

50mmの明るい単焦点レンズというと、他にも候補が沢山あり悩んだのですが

撒き餌さレンズとしてコスパ抜群と言われる

Canon EF50mm F1.8 STM

は上のクラスが欲しくなりそうと感じたこと

Canon EF50mm F1.4 USMは店頭で試したところ、フォーカスリングがやわらかすぎる印象を受けました。

Canon EF50mm F1.2L USMは僕には高すぎます。。。

写りが凄いと評判のSIGMA Art 50mm F1.4 DG HSMもやはり僕には高いし、何より大きい。

結局僕がこのレンズを選んだの友人が同じレンズを使っていて操作性や映りがとても良いと感じたからでした。

ですが、実際に旅にこのレンズを持ちだしてみると中々使いところが難しく感じました。

50mmだと人を撮るにはよいのですが、町中でちょっとした風景や室内などを撮ろうと思うと、近すぎることが多く、僕は結局このレンズをあまり使いこなせていません。

コロン島、フィリピンの子供

コロン島、フィリピンの子供

2人乗りのバイク、コロン島フィリピン

2人乗りのバイク、コロン島フィリピン

明るい単焦点で撮るスナップは楽しいですね。

KENKO レンズフィルター PRO1D

レンズフィルターって勉強していくと色々あるのですが、僕は今のところレンズに傷がつかないようUV保護フィルターしか使っていません。

またレンズフィルターはモノによって結構値段に差がありますが、どれくらい違うものなのか僕には正直分かりません。

最初はビックカメラの店員さんの言われるがままに一番良いkenkoのzetaというものを24-105mm F4にはつけていたのですが、最近はそこまで高くないKENKO PRO1Dという物を買っています。(定価に対して実売が安いと感じた)

色みを変えるのはRAWで撮れば、後でアプリケーションで幾らでも出来ます。しいて言えば水面の反射を取り除くPLフィルターを試してみたいと思っているんですが。。。

ちなみにレンズフィルターは大手カメラ屋で買うと高いのでネットで買うのがオススメです。実は僕も6Dを買ったポイントで大手電気店でフィルターを購入したのですが、後で確認したところ、ネットの価格より随分高かったです。

PLフィルターについては

が詳しく解説しています。

TIMBUK2 スニークケース

カメラケースってカメラの保護を前提にしているためどうしても大きく、嵩張り、そして種類が豊富に揃うビックカメラやヨドバシカメラのカメラケース売り場に行ってもデザイン的に良い物が殆ど有りません。

でも高価な6Dをカバンに直接入れる気にはなれなかったのと、海外では一眼レフを見せびらかすように、ぶら下げて歩くのは場所によっては強盗やスリの格好のターゲットになります。

特に去年ブラジル滞在時は本当に気を使いました。

だから海外旅行には首から下げてパッと出して撮れて直ぐにしまえるケースを探しました。

そしてカメラケースを選ぶ際は実際にカメラを入れてみないとピッタリ入るか分からないのでカメラを持って試せるお店に行かないと納得するモノ選びが出来ません。

TIMBUK2スニークケースはレンズフードを付けない状態で6D+24-105mm F4が本当にピッタリ入ります。

6D + 24-105mm F4を入れたところ

6D + 24-105mm F4を入れたところ

他に予備のメモリーカードやバッテリーなどを入れて持ち歩いています。

残念ながらSIGMA 12-24を付けた場合は入らないのですが、クッションもカメラバッグとしては若干比べて薄めなこともあり、コンパクトなところが気に入っています。

このバッグの他にもかなりのカメラケースを試しましたが候補に上がったのは以下の2つでした。

デザイン的にシンプルで最も良かったのがこちらのTHE NORTHFACEのモデルでした。

ただし、少し大きいです。6Dと上で紹介したSIGMA12-24mmを付けた状態でも収納が可能です。

アウトドアブランドだけ合ってレインカバーなども付属しています。

最後まで迷ったのがこちらのモデルでした。結局友人がこのバッグを買ってしまったので僕は被るのを避け購入を見送りました。

なんといってもフラップ式の蓋がでサッとカメラを取り出せるという意味では一番使い勝手が良いと感じます。

こちらもレインカバー付属です。

三脚 Weifeng HJ-C224B

愛用のカーボン製三脚

愛用のカーボン製三脚

三脚は旅に持っていくか最も迷うものです。

というのもこの6Dクラス(本体レンズ合わせて1.5kgほど)のカメラを支えることが出来る三脚はかなり大きく、重くなってしまうからです。

でも僕はウユニ塩湖で反射した星空やヨーロッパで夜景、それにタイムラプス動画を撮りたいと思っています。

また飛行機によっては三脚は機内持ち込み荷物では危険物として扱われ持ち込めないケースがあるからです。実際にフィリピンのLCC、セブパシフィック航空のフィリピン国内線では三脚の持ち込みをお断りされた経験があります。

僕は6Dの重さに耐えられて、軽く、コンパクトになる三脚を探したところ、中国製のWeifengというブランドの三脚にたどり着きました。

ちなみにアリババを使い中国から個人輸入して購入しました。日本のサイトでは売っているところが見つけられませんでした。

この三脚は三脚の最も有名なブランド、イタリア、ジッツオ、トラベラーのパクリと思われる作りで180度足が折れコンパクトになるところやカーボン製で耐荷重の割に非常に軽いのがポイントです。

もちろんイタリア製ではなく、中国製、デザインや雰囲気もよろしく有りませんが、値段も安くで15,000円ほどで購入しました。

スペックは

  • 一番伸ばした時の長さ 1500mm
  • 縮めて持ち運ぶ時の長さ 365mm
  • 重さ 1.03kg
  • 最大積載可能重量 8kg

Weifengという会社は日本ではあまり見ませんが、海外ではよく見ますし、ISO9001-ISO14001も取得してるとのことで、作りもしっかりしているように感じます。

また三脚の足のうちの一本を取り外して一脚としても利用出来るようになっています。

僕はこれをたまに利用して一脚としてでなく、コンデジやiPhone、GOPROを付けてセルフィースティックのようにも利用しています。(セルフィースティックとしては重いですが。。。)

ちなみに最後まで迷ったのは

でこのモデルは僕が選んだWeifeng HJ-C224Bよりもと折りたたんだ際に90mmコンパクトになりますが、アルミ製でこの製品よりは400gほど重たいです。

三脚 Weifeng HJ-C224Bを使って撮った写真

ブルックリンブリッジ、ニューヨーク、アメリカ

ブルックリンブリッジ、ニューヨーク、アメリカ

星空 グランドサークルにて

星空 グランドサークルにて

OP/TECH 2点吊り クラシックストラップ

Canonの一眼レフには大きなロゴと赤いラインが入ったストラップが付属しています。

個人的にはこのストラップ、ダサくて嫌なんですが、結構そのまま使っている人が多い気がします。

僕はこのデザインも嫌なんですが、何より裏に付いているブツブツがクビに当たると痛いのでいくつかのストラップを試しました。

最初に試したのがDIAGONAL ニンジャストラップです。

こちらは実際に下げているときはストラップの長さを楽に変えることが出来て調子が良かったのですが、ケースに入れての持ち運びの際にバックルやパーツが嵩張るので使用を直ぐに辞めました。

結局旅行には、カメラに付属のCanon純正のストラップを使っていたのですが、現在はNYの有名カメラ店B&Hでたまたま中古で$10ほどで見つけたOP/TECH 2点吊り クラシックストラップを利用しています。

黒一色で小さなロゴタグが付いているだけのシンプルなデザインとネオプレーン製で肌触りが良く、プラスティックバックルの部分で簡単に取外し可能で、取り外した時は短い手持ちストラップとしても利用できるところが気に入っています。

メインの部分を外して手持ちストラップにも出来る

メインの部分を外して手持ちストラップにも出来る

この写真アイカップ部分が取れかかってますね苦笑

バッテリー

バッテリーは最初から付属していた純正バッテリーとAmazonで購入した非純正バッテリーの2個を持ち歩いています。

GPSは常時つけっぱなしですが、WIFIは基本OFFにしていて電池は充分に持つと感じているので予備バッテリーは1個で充分で2個は必要なかったかもしれません。

掃除セット

一眼レフカメラの手入れや掃除に関しては素人同然なので下記を参考に勉強しました。非常に参考になります。

結果こちらに掲載されていたレンズペンと小分けウェットティッシュ、ブロアーを持ち歩いています。

レンズティッシュは常に1つ持ち歩いていますが、流石に出先ではあまり使いません。ホテルなど滞在先でメンテナンスする時に利用しています。

パソコンやタブレットの掃除にも使えて便利です。

レンズペンはまだ使い慣れていないんですが、出先でサッと掃除したい時に利用しています。

僕はクリアーフィルターという平面タイプのものを利用しています。色々種類がありますが、僕の持っているレンズは基本的に保護フィルターをしていますし、SIGMAの12-24mmを除いてレンズが平面のものばかりでした。

ブロアーは最も最近買い足した掃除用具です。ブロアーは風でほこりを飛ばすものですが、先日、本格的にカメラ掃除をしようとしたところ必要になり、実際に買って使ってみて初めてその効力を感じました。

やっぱりブロアーは大事です。僕はなるべく小さく、だけれども充分に使えるものということでカメラ屋でさんざん比較した結果HAKUBAのポータブルを選びました。

フルサイズ一眼レフを使うようになったからには自分の腕もそれに追いつかなければならない。こんな良いカメラを使って下手な写真は撮れません。

そんなわけで写真について僕なりに勉強しています。

今まで読んだ本は以下の4冊。今はどれもamazon kindleで販売されているのでスマホやタブレットで旅先で気軽に読むことが出来るのもポイントです。

ご存知ナショナルグラフィック誌による写真の撮り方の本です。
名作写真を例にその写真がどのように撮られたかが詳しく書かれています。

掲載例の写真のクオリティが本当に凄いので見ているだけでも楽しめます。

少し値段が高いですが、その価値は充分にあると言えるでしょう。

こちらはより実践的なテクニックがまとまった本です。特にここで僕がオススメなのは構図についてのところです。

価格もナショナルジオグラフィックのものに比べれば随分安価なのでまずはこっちから始めるのが良いかもしれません。

ソフトウェア

僕は写真をいくら編集してもいいと思っている派です。CGと言われようが何でもいいと思っています。

この考えは以前見に行ったアンドレス・グルスキー展が大きな転換点でした。彼の作品は全てコンピュータで編集されたものでした。本当に凄くて度肝を抜かれたんです。

それまで僕は写真を加工する事はなんとなくインチキな気がしたいたんです。

でも、最近はフィルターを使って写真を加工するInstagramが当たり前だし、そもそもJPEGファイルにした時点でコンピューターによる圧縮変換が行われているし、そんなのはカメラやアプリケーションの特性によって変わってくるです。

そんなアプリケーションやカメラに写真を決められるより、自分の好きなように表現するべきなんだと感じたからです。

僕はこれからも写真展とか出展したりコンテストに応募する予定もありません。もう本当に自己満足です。

だから僕はコンピュータを使って好きなように写真を編集しまくっています。気分で色は変えるし、トリミングもしてるし、傾きも直しています。

滅多にやらないですが、時間があってその気になれば要らないものを消したりもします。

僕は折角Macやアプリケーションを使えるので、これからも好きなように楽しく写真編集をして表現していこうと思っています。

Lightroom

編集で写真は変わる

編集で写真は変わる

6DにしてからはRAWで基本的に撮影するようにしています。現像は基本的にLightroomでしています。

RAWで撮ると編集の幅が広がるし、Lightroomの様々なプリセットを使うことにより、Instagramのようなフィルターをあとから付けることも出来楽しいです。

Photomatix

体験版でちょっと試しただけで殆ど使っていないのですが、HDR写真を作成するアプリです。Lightroomで作る擬似HDRとは結構違って、凄いのでHDR好きな人にはオススメです。

詳しくは僕がこのアプリを知ることになったURAMAYUさんのところがオススメ。

この記事を書かれているURAMAYUさんによる本”HDR写真 魔法のかけ方レシピ”も気になります。

Magic LantanとTimelapse

最近はiPhoneでも撮れるようになったTimelapse動画。Timelapseを撮るにはまず決められた時間毎にシャッターを切ってくれる機能であるインターバル撮影機能が必要になります。

しかしCanon EOS 6Dには標準でインターバル撮影機能がありません。

通常は別売りのリモコンを使ってやるのですが、Magic Lantanというアプリケーションをインストールすることにより利用可能となります。

Magic Lantanには他にも沢山の機能があるのですが、僕はまだ使いきれていません。

Magic Lantanのインストール方法は

が英語ですがわかりやすいです。

更に撮った写真ファイルを無料のMacのアプリケーションTimelapse Assemblerで動画にしています。

まとめ

さてかなり長くなりましたが、僕がこの2年間使ってきたカメラCanon EOS6Dと一緒に使っているレンズ、周辺機器やアプリケーション、写真について学んできた本を紹介してきました。

僕はまだまだ写真に関してやっと初心者の域を出たというところです。ですが写真を撮るのも好きですし、カメラ機材に関して調べるのが好きなので、撮影技術も機材もこれからもどんどんアップデートしていきたいと思っています。