サンパウロからバスでイグアスの滝観光の拠点のブラジル側、
フォスドイグアスまでやってきました。

ここにあるイグアスの滝はブラジル側とアルゼンチン側があり、
さらにパラグアイの街、シウダデルエステがあるため、
3つの国の国境がある非常に珍しいエリアです。

今回はこのイグアスエリアを紹介していきます。

地図で見てみるイグアス

イグアスの滝はアルゼンチン側とブラジル側にわかれています。
すぐ左上にはアルゼンチン、ブラジルそしてパラグアイという3つの国の国境があるのです。

こういった3つ以上の国が交わる場所に行ったのが初めてだったこともあり、
このイグアスはとてもユニークな場所だなと感じました。

国境を超えるローカルバスこれはパラグアイとブラジルを結ぶバス

国境を超えるローカルバスこれはパラグアイとブラジルを結ぶバス

更に面白いのはこれらの3つの国をなんとローカルバスで簡単に超えられてしまう点。

アルゼンチン側のプエルトイグアス

アルゼンチン側のプエルトイグアスにブラジル側などから行く時には、
まずやるべきことが有ります。

それは両替です。

現在アルゼンチンは経済が不安定ということもあり、
闇両替がはびこっています。

正規レートで両替するとかなり損をしてしまいます。
ですので、闇両替屋で両替してから行くことをオススメします。

僕の場合ブラジル側のフォスドイグアスの宿泊先で、
両替のことを教えていただきました。両替屋は宿の近くにあったのですが、

聞くところによるとアルゼンチンの首都である
ブエノスアイレスなどでするとレートはもっと良いんだとか。。。

アルゼンチン側プエルトイグアスの滝

アルゼンチン側プエルトイグアスに向かうローカルバス

アルゼンチン側プエルトイグアスに向かうローカルバス

ローカルバスを乗って国境を超え、更に乗り合いタクシーでイグアスの滝へ向かいます。
入場料は170ペソを支払い中に入ると、電車が走っています。

プエルト・イグアスの入り口

プエルト・イグアスの入り口


アルゼンチン側のイグアスの滝を走るトロッコ電車

アルゼンチン側のイグアスの滝を走るトロッコ電車


珍しい鳥がいました

珍しい鳥がいました


この塔はなんだろう!?

この塔はなんだろう!?

アルゼンチン側プエルト・イグアスの滝

アルゼンチン側プエルト・イグアスの滝

水量が多かったので近くによるとズブ濡れです

水量が多かったので近くによるとズブ濡れです

虹もたくさん見れます

虹もたくさん見れます

僕が訪れた7月下旬、大雨の影響でメインである、
悪魔の喉笛のポイントへ向かう橋が壊れていて行くことが出来ませんでした。

当時修復には3ヶ月ほどかかると言われていましたが、
果たしてあれから復旧したのでしょうか。。。

また、アルゼンチン側のイグアスの滝ではスピードボートに乗り、
滝の下へ向かうことが出来ます。

僕もこれに挑戦してみましたが、本当にパンツまでビチョビチョになりました。
アルゼンチン側だけでなくブラジル側も含め、
他の箇所でもかなり濡れるため、防水対策はしっかりすることをオススメします。

スピードボート

スピードボート

スピードボートに乗ったらびしょ濡れになりました

スピードボートに乗ったらびしょ濡れになりました

アルゼンチン名物のステーキを食べる

なんでもアルゼンチンはステーキが安くて美味しいと、
これまで出会った色んな旅人から聞かされていました。

今回の旅ではアルゼンチンはこのプエルト・イグアスしか行く予定がありませんでしたので、
挑戦してみることに

こちらが食べたアルゼンチンのステーキ。

アルゼンチンで食べたステーキ

アルゼンチンで食べたステーキ

トリップアドバイザーなどで評判の良かったEl Quincho del Tio Queridoは、
休憩時間で入れなかったので、少し歩いて見つけたステーキ屋へ

入ったお店で一番高いメニューと
アルゼンチンのサッカーチーム”ボカ・ジュニオールズ”の胸スポンサーでお馴染みの
ビール”Quilmes”を注文。これで闇両替も手伝って1000円くらい。安い!!!

ステーキ

そしてジューシーでお肉も柔らかくとても美味しい!
ブラジルで食べたシュハスコよりも断然好みでした。
(ブラジルで食べたシュハスコは確か5000円くらいしました汗)

ブラジル側フォスドイグアス

僕はブラジル側から来たこともあり、
フォスドイグアスをこのイグアスエリアの旅の拠点にしました。

ちなみに泊まっていたのは郊外の”Hostel Anauê”というホステル。
プール朝食付きでドミトリー32レアルから

宿のスタッフはとても親切で、一緒に近所に飲みに行ったりもしました。

ただし後で分かった事ですが、
単純な滞在費用でいくとブラジル側のフォスドイグアスは一番割高なんだとか。

ブラジル側のフォスドイグアスの滝

アルゼンチン側ではメインと言われる悪魔の喉笛にいけなかったこともあり、
ブラジル側にも行ってみることにしました。

ブラジル側はアルゼンチン側よりも全体が見渡せ、
より写真映えするとのことだったからです。

場内に入りると、バスに乗り込みビュースポットまで移動します。

ブラジル側イグアス内のバス、2階に乗ったら寒かった

ブラジル側イグアス内のバス、2階に乗ったら寒かった

遊歩道を歩くとびしょ濡れです

遊歩道を歩くとびしょ濡れです

本当にすぐ真横から見れるため凄い迫力です。

本当にすぐ真横から見れるため凄い迫力です。

イグアスの滝全体が見渡せます

イグアスの滝全体が見渡せます

別の角度から

別の角度から

珍しい柄の蝶 "88"と書いてあるように見えます

珍しい柄の蝶 “88”と書いてあるように見えます

パラグアイ側 シウダデルエステ

免税の町として知られるパラグアイのシウダ・デル・エステ

免税の町として知られるパラグアイのシウダ・デル・エステ

パラグアイ側のシウダデルエステは免税の街として知られています。
そのためか南米の秋葉原とも言える電気街となっています。

品揃えは南米随一ということですので、
もし南米旅の途中で追加購入したい物があればここで買うのがよいでしょう。

やはりスマートフォンを中心にカメラ、パソコンやオーディオなど様々な製品が並びます。

ちなみにAndroidのスマホはGalaxy pocketやBLUというブランドのものが
新品で安いものは6000円ほどから売られていますので、
SIMフリーの端末を1つも持っていない場合購入するのもありかも。

シウダ・デル・エステのお店は閉店時間が早く、
また市場はかなり大きいので早めに行かれることをオススメします。

実際に被害の話しは聞きませんでしたが、お店が閉まった後は治安も悪いのだとか。。。

まとめ

いかがでしたでしょうか、
ブラジルのフォスドイグアス
アルゼンチンのプエルトイグアス
パラグアイのシウダ・デル・エステ

ほんの小さなエリアに3つの国の国境があり、
それぞれ言葉や紙幣、物価など様々な面で違いがあり非常に面白いエリアだと感じました。

イグアスの滝に訪れる際にはぜひこの3国の違いを感じるのもよいのではないでしょうか。