2015年11月にレンタカーで旅したニュージランド、最終回となる第5回はクイーンズタウンとニュージーランド南島をレンタカーで回る際のポイントをまとめました。

ニュージーランド南島レンタカー旅行は5回に分けて紹介しています

テアナウからクイーンズタウンへ

テアナウからクイーンズタウンへは来た道を戻ることになりました。

ペンギンを見ることが出来るという東海岸側の街を訪ねてみることも考えたのですが、こんなレンタカーで旅をしておきながら、あまり運転自体が好きではないこともあり、帰りのフライトがあるクイーンズタウンで、のんびりしようという考えに落ち着きました。

テアナウからクイーンズタウンへはgoogle mapによると173km。 2時間半。

帰り道にもかかわらず、またのんびりとカフェなどに立ち寄りながらクイーンズタウンに戻ってきました。

途中で寄ったカフェ。田舎でもいい感じのカフェはある

途中で寄ったカフェ。田舎でもいい感じのカフェはある


本当に沢山いた羊ともお別れ

本当に沢山いた羊ともお別れ


休憩した湖で

休憩した湖で


いい感じに咲いていました

いい感じに咲いていました


行きは暗くて気付かなかったがクイーンズタウン周辺も素晴らしい景色

行きは暗くて気付かなかったがクイーンズタウン周辺も素晴らしい景色

Queens Town

湖のすぐちかくの街の様子

湖のすぐちかくの街の様子

今回の旅の最終地点クイーンズタウン。

湖沿いに作られた街は石と木で作られたカッコイイ建築物が多く、クイーンの名にふさわしい綺麗で素敵な街だと感じました。

行ってみてよかった場所を紹介してみます。

植物園の近くを散歩しいてみました

植物園の近くを散歩しいてみました


湖畔のカフェで寛ぐ人びち

湖畔のカフェで寛ぐ人びち


カッコイイ建物が多いクイーンズタウン

カッコイイ建物が多いクイーンズタウン

Skyline Gondola

ゴンドラから

ゴンドラから

クイーンズタウンに来た観光客なら誰もが行くという、ケーブルカーで頂上へ行ってみました。ゴンドラは往復で$32。夜景はとても綺麗でしたが、ちょっと高いですね。。。

夕方から夜まで残って写真を撮ってみましたが11月でもとにかく寒かっです。

クイーンズタウンの夜景

クイーンズタウンの夜景

ケーブルで登った上で出来るゴーカートも楽しそうでしたが見送りました。

Fergburger

行列のできる店

行列のできる店

こちらの店は様々なメディアにも取り上げられているハンバーガーの人気店で、地元の人から観光客までたくさんの人が行列しています。

僕はメニューの中でも沢山の具が乗った看板メニューの”BIG AL”をオーダーしてみました。値段はNZ$17.5。

海外で節約生活をしていると自ずと食べる機会が増えてくるハンバーガー。様々な国で、たくさんの種類のハンバーガーを食べてきましたが、ここのハンバーガーは個人的に3本の指に入るほどウマイです。

うまそうでしょう?

うまそうでしょう?

Patagonia Chocolates
Patagonia Chocolates

Patagonia Chocolates

ガイドブックにも載る有名なお店パタゴニア チョコレート。パタゴニアという名前の通り、アルゼンチン人オーナーのチョコレート屋です。

偶然店の前を通りかかると、沢山の人で混雑していて、沢山のお客さんが手にしていたのがアイスクリームでした。

うまいっ

うまいっ

美味しそうなワッフルコーンのアイスを見つけると目がなく、購入してしまいます笑

クイーンズタウンで食べたこちらのアイスクリームは、人生で最も美味しかったアイスクリームの一つで、オススメです。

アウトドアギアショップ
クイーンズタウンのアウトドアギアショップ

クイーンズタウンのアウトドアギアショップ

クイーンズタウンのアウトドアギアショップはこのあたりに集中しています。

日本ではあまり見ないブランドを扱うお店もあったのでアウトドアギア好きな方は覗いてみてください。

お土産にクッキータイム
クッキータイム

クッキータイム

ニュージーランドのおみやげとして人気なのがクッキータイム。

スーパーマーケットでも売ってるには売っているのですが、クイーンズタウンには直営店があったので、試しに食べてみるとチョコとバターをたっぷり使ったのかなと思われる濃厚な味わい。

結構好きだったのでオーストラリアのバイト先におみやげとして買ってみました。

ちなみに店内の店員さんたちは何故か水着のようなセクシーな制服(笑)

スーパーには無い衣類や割れたB級品やドリンクなども売られていました。

Sir Cedrics Southern Laughter Backpackers
Sir Cedrics Southern Laughter Backpackers

Sir Cedrics Southern Laughter Backpackers

クイーンズタウンでの宿泊先はバックパッカー(ニュージーランドやオーストラリアではゲストハウスやホステルのような宿泊施設をバックパッカーと呼ぶ事もある。)

歩いているとNO VACANCY(満室)の札が目立つクイーンズタウン。どこも一杯だったなか、なんとか開いていたドミトリーを確保。

こちらの宿はスタッフも気さくで、水着着用の屋外入浴施設があったりと可愛らしい宿です。

凄く良いわけではありませんが、クイーンズタウンの宿泊費用を抑えたいのであれば、中心地から徒歩圏内ですので良いかもしれません。

ニュージーランドのホテル予約

ニュージーランドをレンタカーで安くうまく個人旅行するためのポイント

キャンピングカーが一般的なニュージーランド

キャンピングカーが一般的なニュージーランド

ニュージーランドのエントリーの最後に実際にニュージーランドを旅して得たニュージーランドを安く、うまく回るポイントをまとめてみたいと思います。

まずはトレッキングの予約を

僕にとってニュージーランド旅行の最大のミスはミルフォードトラックを歩けなかったことです。

オーストラリアでのワーキングホリデー中でバイトの兼ね合いもあったこともあり、ニュージーランドについて少しだけ調べて航空券を予約しました。

その後、ニュージーランドのトレッキング事情について調べ、最も有名で人気のあるトレッキングの聖地とでも言うべきミルフォードトラックを歩きたいと考えました。

しかし、ミルフォードトラックを歩くには予約が必要で調べた2015年10月20日の時点で最も早く予約できるのが2016年3月28日。

もし、これからニュージーランドに行ってトレッキングに挑戦したいと考えているのであれば、まずこのミルフォードサウンドの予約を試みることをオススメします。

またミルフォードサウンド以外でも数泊の山小屋泊を含むトレッキングは山小屋の予約が必要だということを頭に入れておきましょう。

航空券の取得はその後です。

予定はフレキシブルに天気予報を見て動こう

ニュージーランドは山が多く、海に囲まれた国です。そして雨が多いことで知られます。日本と似ていますね。

僕はレイク・テカポで星の写真を撮りたかったので天気をかなり気をかけていました。

もちろんニュージーランドを訪れる多くの人がトレッキングをすると思いますが、トレッキングも天気が良いか悪いかで全く別の体験になるはずです。

だからこそ、出来るだけ予定を決めずにフレキシブルに動けるように予定を組んだほうが良いと思います。

実際に、僕は天気予報を見て前日に翌日の行動を全て決めていました。

ニュージーランド全5回の記事を見ていただければわかると思いますが、晴れた中での写真が多いと思います。

もちろん曇りの日もや雨が降ったこともありましたが、天気が良いタイミングでその場所に移動して過ごしたからこそ、晴れの中旅行出来たのでした。

数泊のトレッキングをする場合はフレキシブルに動くことが難しくなると思いますが、出来るだけ予定を決めないで行動するのがニュージーランドを楽しく過ごす秘訣なのではないでしょうか。

天気予報はこちらの天気図を参考にしていました。結構精度高いと思われます。

レンタカーかレンタルキャンピングカーか

上記に紹介したとおり、フレキシブルに自由に動くのであれば、レンタカーがオススメです。

バスやツアーでは好きな時に好きな場所に行くのは難しいからです。

第1回でも紹介したとおり、レンタカーはエースレンタカーが安いです。

クライストチャーチで借りて、クイーンズタウンで返却10日間の利用で最も安い車を選択し、料金はNZ$402(33,000円ほど)でした。

一方で検討したいのが車中泊です。

最安値の宿泊施設はキャラバンパーク

宿代が高いニュージーランド、宿泊はドミトリーで3,000円ほどするのが一般的です。

個室は7,000円くらいはするイメージで、最も安く泊まれた個室の宿泊施設はキャラバンパークでNZ$55(4,300円)

ただしキャラバンパークは一括検索出来るBooking.comのようなサイトがないので最安値の宿泊施設を探すのは事実上不可能。

そこで検討したいのが車中泊なんです。

バンやキャンピングカーを借りて車中泊をするという選択肢

ニュージーランドや現在、僕が滞在しているオーストラリアではキャンピングカーやバンをレンタルして車中泊しながら旅する旅行者がかなりいます。

もしあなたがレンタカーでニュージーランドを旅することになれば、間違いなくそんな人達を目にすることでしょう。

何故ならニュージーランドには調理器具やクーラーボックスといったキャンプ道具がセットになったレンタカー会社があるんです。

当然ながら車中泊であれば宿代はかかりません。ただし、電源やシャワーが浴びれませんから全日程車中泊は現実的ではありませんが。

ただし、ニュージーランドでは基本的には車中泊が禁止されています。でも車中泊を許可されている場所もあり、それを検索する方法があるんです。

それがWikiCampsというアプリ。

もし車でニュージーランドを旅するのであれば必須アプリとして必ずダウンロードしておくことをオススメします。

何より、キャンピングカーで回るニュージーランド、楽しそうじゃないですか?

食事で節約

物価の高いニュージーランド、旅費をおさえるポイントはズバリ自炊だと思います。

レストランで食事をすれば日本で1,000円くらいの内容で2-3,000円かかってしまうと考えてよいでしょう。

ファーストフード(日本の1.5倍ほどの高い値段設定)は都市部にしか有りません。だから自炊をする必要が出てくるんです。

食材を購入するにもやはり基本的に値段が高いです。

食材費も節約するには都市部の大型スーパー例えばCountdownなどを利用したほうが良いといえるでしょう。

第3回マウントクック編にも書きましたがマウントクックをはじめとして一部の観光地にはスーパーマーケットすらない場合があります。

また、もしあなたがバックパッカーやホステル、キャラバンパークといった宿泊施設を予約しようと考えているのであれば、調理器具は必要ありません。大抵キッチンと共に調理器具が備えられているからです。

数日間のトレッキングで山に入る場合には調理器具が必要になるでしょう。

Bookme Newzealandで安くアクティビティを

ここ数年、海外ではクーポンサイトが流行しています。特に先進国ではその傾向が強く、ニュージーランドではBookme New Zealandというサイトがメジャーなようで

  • ミルフォードサウンドのクルーズ $59(割引の時間帯予約できず)
  • ミルフォードサウンドのフライト 定価$340が$245($95 OFF)
  • クイーンズタウンのアイスバー 定価$32が$15($17 OFF)

をこのBookme New Zealandを経由して予約しました。節約できた金額は一人当たり$112でした。

僕が紹介した3つのアクティビティ以外にも、ニュージーランド発祥のバンジージャンプやスカイダイビング、ラフティングまど様々な面白そうなアクティビティがあります。

しかし、ニュージーランドの物価に伴い基本的に値段が高めなのでアクティビティを検討されているようなら一度Bookme New Zealandで確認してみることをおすすめします。

ギアは日本で揃えよう

ニュージーランドを訪ねる多くの方がトレッキングに挑戦するのではないでしょうか?

ご存知のようにニュージーランドは雨が多く、山歩きなどをする際にはレインウェアなどの本格的な装備が必要になると思います。

今回、ニュージーランドで通算10件ほどのアウトドアギアショップを回りましたが、2015年11月の時点では円安な事もあり、ニュージーランド発のブランド以外、基本的に日本よりも高いです。

ギアは基本的には日本から持ち込むのが良いと言えるでしょう。

品質にこだわら無いのであればレンタルという手段もありますが。

Wifiは発展途上国レベル

ニュージーランドはWifi環境があまり良く有りません。

まずWifiがあまり有りません。マクドナルドにはwifiがありますが、南島はそもそもマクドナルドの数が少ないです。

またホステル、キャラバンパークでWifiが無かったり、通信量に制限があったりします。

このような国は年々減ってきていると実感しますが、2015年11月現在のニュージーランドのWifiレベルは発展途上国並ということが出来ると思います。

SIMカードは2°

2015年11月現在では、SIMカードの価格あたりのデータ通信容量が低いです。

僕が利用した2°のプランは10日間ということもあり、NZ$20.95 1GBのデータ通信 30日までというもの。

今回は4°のSIMを使いましたが、街以外では基幹道路を走っているにもかかわらず圏外になる事が度々ありました。

またSparkも人気の通信会社の1つで街中にある電話ボックスでwifiが無制限で利用できるため人気との事、ただし当然のようにwifiが使える電話ボックスは都市部にしか有りません。

先進国では日本のようにmvnoの登場によって料金競争による価格破壊が起こっている国が多いのですが、ニュージーランドはまだまだと言えるでしょう。

まとめ

帰りの飛行機から見えたクイーンズタウン

帰りの飛行機から見えたクイーンズタウン

いかがでしたでしょうか。オーストラリアワーキングホリデー中に相方さんの一言で突然始まり、実行したニュージーランド旅行。

天候にも恵まれ、僕は元々アウトドアや山々の風景が好きなこともあり、絶景と言える素晴らしい風景を見ることが出来、大変満足の行く旅行となりました。

日本から直接来ると費用も嵩むこともあり、なかなか二度来ることは叶わないかもしれませんが、今度こそミルフォードトラックを歩いてみたいと思ったし、ロードオブザリングのロケ地になったという北島も回ってみたいです。

ニュージーランド南島レンタカー旅行は5回に分けて紹介しています