前回に引き続きレンタカーアメリカ横断編、
今回は実際に走ったルート、尋ねた場所などを写真を中心に振り返ってみます。
INDEX
まずはルートと地図
行った場所にピンを立ててみました。
ピンの場所から右下のフロリダから左上のポートランドまで
ルートがおおよそイメージできるかと思います。
オーランド
オーランドといえば世界一のテーマパーク、ディズニーワールドがある事で知られています。
そのためか街は整備されていて無料のバスなどが走っていました。
レンタカーを借りて出発!
キーウエスト
世界でも有数のドライブコースとして知られるセブンマイルブリッジを通ってキーウエストへ。
アメリカの最南端へ行ってみました。
すぐ先には今回の旅では諦めたキューバがあり、いつか行ってみたい場所です。
マイアミ
リゾート地として有名なマイアミ。
ヤシの木が並んだお洒落な街には高級車がいっぱい。
マイアミビーチは美しく、本当に長く続いていて、
人々が夏の終わりを満喫していました。
まるでテーマパークの大型アウトドアショップOUTDOOR WORLD BASS PRP SHOP
アメリカでは沢山のお店にも行きましたが、
最も興奮したのがこの超大型アウトドアショップBASS PRO SHOPです。
店内は超巨大でまるでディズニーランドのように滝や動物の剥製まで並んでいます。
商品は一般的なテントやウェア、アウトドア用品から釣具、
そしてハンティング用の銃そして、15人以上乗れそうなボートや
バギーまで売っています。本当に驚きました。
これが本場のアウトドアなんだなと。
世界一長い橋ポンチャートレイン湖コーズウェイ
宿を探そうとgoogle mapを見ていたところ、湖の真ん中に一本の直線道路を発見。
なんとド真ん中に道路があったのです。
同じような道としてセブンマイルブリッジを通ってきたばかりだったのですが、
調べると一続きの水上橋としてはポンチャートレイン湖コーズウェイが
世界最長でありギネスブックにも登録されているとのことで、迷わず渡ってみました。
全長38km、通行料は$3、30分もかからずに渡る事が出来ます。
ビールが買えない街。アルバカーキ
アメリカで最も驚いた出来事の一つがこの街でありました。
ビールを買おうとガソリンスタンドに併設された小さな商店へ。
お会計の際、IDの提示を求められます。ここまではよくある話です。
ところが3人でお店に入ったので3人分提示を求められ、
1人が宿にIDを置いてきてしまっていたため、
まさかのビールを購入する事が出来ませんでした。
こんなに厳しかった事は初めてです。
サンタフェ
ネイティヴインディアンの歴史的な街として知られるサンタフェ。
土壁で出来た建物が並び、
アメリカ最古の家などがありますが、
あまりに観光地といった趣で正直あまりピンと来なくて早々に撤退しました。
一方で日本には長い歴史があるけれど、
ここアメリカは新しい国だということを凄く実感した場所でもありました。。
フォートワース現代美術館
今回フロリダからレンタカーを借りるに当たって必ず行きたかったのがここでした。
安藤忠雄氏のアナザースカイで知った場所ですが、
コンペに勝ち抜き、安藤氏の名前を世界に知らしめることになった建築物なんだとか。
実際に尋ねてみたところ、安藤氏らしいコンクリートとガラスを使った建物。
展示も00年代前半の原宿などの文化を通ってきた身としては、
kawsなどの現代アーティストの作品中心で良かったです。
モニュメントバレー
アメリカで最も有名な観光スポットでもあるグランドサークルエリアに入りました。
ここでは圧倒的な自然の彫刻を体感できます。
またキャンプをする事が出来るので、
ここでサンライズを見るのは結構オススメです。
ホースシューベント
コロラド川が馬の蹄鉄の形に蛇行した谷があることから名付けられたホースシューベンド。
その景色は圧巻でなかなかフォトジェニックな場所です。
しかし、迫力ある写真を撮るならば広角レンズ必須です‼︎
アンテロープキャニオン
上のホースシューベンドに続いてこちらもフォトジェニックな観光地。
水の流れによって出来た模様が不思議な谷です。
入場は鉄砲水の危険性などがあるためガイド付きのツアーに参加しなければなりません。
ガイドさんがお願いしてもいないのに、
沢山写真を撮ってくれるためチップを払いましたが、その写真の出来は。。。
ザウェーブ
独特の波打つような岩とその岩に描かれた線で有名なザウェーブ。
環境保護のためだとかで抽選で1日20名しか行くことができない上、
往復5時間のトレッキングが必要です。
僕らは1度だけ抽選に参加してみましたが、残念ながら落選。
そこまで優先度が高くもなく、上のアンテロープキャニオンで満足したこともあり、早々に諦めました。
グランドキャニオン
その名前を世界中に知らしめる絶景の地グランドキャニオン。
僕がわざわざ説明することは多くはありません。
想像していた2倍くらい谷の深さは大きかったですし、
そのエリアも広大で上の地図を改めてみていただくとわかるのですが、
北と南のビューポイントを回る場合、谷を回りこんで200kmも走る羽目になるとは思ってもみませんでした。
ちなみに両方回らなくても南だけで充分だと感じました。
時間が足りなくてチャレンジしませんでしたが、
トレッキングで谷を下ってみるのも楽しそうに感じました。
またキャンプ場があり宿泊することもできますが、
僕たちは予約がなかったため、泊まることが出来ませんでした。
それにしても凄かった。
ラスベガス
近年、売上高でマカオに抜かれたという話を耳にしていたので、
ラスベガスという街はもう廃れているのかな?
と思って訪れました。
ところがそんな事はありませんでした。ド派手な電飾、
大きな液晶ディスプレー、沢山のエンターテイメント。
アメリカのパワーに度肝を抜かれた場所でした。
またラスベガスはカジノに客を誘致するためにホテルの価格設定が非常に安く設定されているので、ここぞとばかりに良いホテルに泊まってみるのもオススメです。
僕たちは4つ星ホテルを3人で8,000円ほどで泊まることが出来ました。
予約にはBooking.comがオススメです。
デスバレー
車についている外気温系で48°を記録したデスバレー。
僕らはラスベガスを出た後、ヨセミテ国立公園への道を選択する際に
名前が面白いからと良く知らないままにこのデスバレーに入って行きました。
荒涼とした火星でもイメージするような大地が続き、とにかく暑い。
ガソリン代は高いですし、万が一車にトラブルがあれば装備によっては、
暑さにやられ、その名前の通り直ぐに死が見えてくるような場所です。
行かれる場合は非常事態の事をしっかり考えて行かれることをお勧めします。
ヨセミテ前の街 Bishop
この記事にするまで名前も完全に忘れてしまいましたし、
写真も1枚も撮っていなかったのですが、
デスバレーを抜けたあと、6号線を北上していく際、
横に美しい山々があり、小さな沢山のアウトドアショップが並ぶこの町は
のんびりしていて、なんとなくですが雰囲気が良かったです。
この町のキャンプ場で一泊したのですが、
小さな街なのにヨセミテに近いせいか凄くお客さんが多く、
楽しそうにしていたのが印象的でした。
ヨセミテ国立公園
アメリカの国立公園でトレッキングをしてみたい。
そんな事を考えていた時に最初に名前が上がったのはやはりヨセミテ国立公園でした。
僕らは奇跡的にweb予約出来たのですが、
ヨセミテバレー内のキャンプ場は9月は、かなり人気なようです。
また実際にキャンプする際には熊対策をしっかりする必要があり、
特に車内の食べかすが原因で熊がよってくるとの事だったので、
僕らはガソリンスタンドに併設徹底的に車内を掃除しました。
それにしても本当に美しい場所でした。もう本当にそれに尽きます。
なぜここがアメリカで最も人気のある国立公園なのかを感じることが出来ました。
B25 地球の歩き方 アメリカ・ドライブ 2015~2016
横断中唯一使用したのが地球の歩き方のアメリカドライブのガイドブック。非常に参考になります。
目的地ポートランドへ
ヨセミテを出た後、通常ならサンフランシスコやLAに向かう人が多いのでしょうが、
僕らは北のポートランドへ。
帰りの飛行機をLA発で取ったため、
長らく憧れていたポートランドへ先に行くことにしたのです。
これで僕らのアメリカ横断は一旦終了。
次回はアメリカ横断を終えての感想をまとめてみます。