今回はレンタカーでの行動中、普段の旅ではあまり持ち歩かないような、アメリカ横断のためにわざわざ購入したキャンプ道具や、普段の旅とは違った節約ネタなどについて書いてみます。
INDEX
walmartで買い出し
レンタカーでの横断中の買い出しは主に大型スーパーのwalmartを利用しました。walmartは非常に安く様々なものを購入することができます。
買ったものを紹介します。
クーラーボックス / $18
僕達が横断したのは8月から9月にかけてそれも南部がメインと非常に暑いことが予想されました。
そこで必要だったのがクーラーボックス。僕らは2つも購入しました。1つは食料品用、もう一つは電化製品用です。
メンバーは全員がmacbook airを持っていたり、カメラが大きかったり、電化製品がたくさんありました。
車の中に荷物をおいておく際に車内の温度がかなり高くなることを予想し、電化製品を守ることにしたのです。
フロントガラス用のサンシェイド / $3
暑さ対策ということで、フロントガラス用のサンシェイドも重要です。
これをやるだけで、車内の気温がかなり変わります。夏の横断には必須アイテムです。
走っている時も日差しが強い時は工夫して使ったり、テント泊の際にはマットの代わりにしたりしました。
テント / $49
毎日モーテルに泊まれるほどの予算がないことと、本場アメリカでのキャンプを楽しむため、4人用のテントを購入しました。
colemanのもので、なんとわずか$49で購入。walmartは他にもキャンプ用品が安いです。
シュラフ(寝袋) / $17
全員が元々寝袋を所持していましたが、標高が高い場所は思った以上に寒かったため、慌てて購入。
広げて使える一番大きなものを選びました。
ヘッドライト / $7
キャンプ場到着が遅くなった際にヘッドライトがあると、テント設営時に両手が空いて便利です。
というか必須な気がします。
ガスバーナーと鍋とフライパン / $40
アメリカの郊外は本当にマクドナルドなどのチェーン店ばかり。
僕達は自炊するために購入しました。お米を炊いたり、パスタを作ったり、インスタントラーメンを作ったりと大活躍でした。
器にできる大型タッパー /$3
インスタントラーメンを食べる丼として使えるくらいの大きいタッパーを人数分購入しました。
食べる時に器として使い、余ったパスタやサラダはそのまま保存できるので便利でした。ちなみに、まな板は買わずタッパーのフタの上で食材を切っていました。
車載スマホスタンド / $10
スマホをナビとして利用するため、吸盤でガラスに着くスマホスタンドを購入しました。
しっかりと固定出来、見やすい場所に置けて便利でした。
大失敗に終わったT-mobileのプリペイドSIM /$100
アメリカ横断する際にはナビのことを考えて、SIMカードとSIMフリースマホは絶対にあった方がいいアイテムです。
しかし僕達はミスを犯しました。
僕がブラジルでiPhone5 simフリーを盗まれてしまい、手元にあったのは日本のキャリア版のiPhone4SとiPhone5とそれぞれのSIM下駄。
しかし実際にはiPhone5のSIM下駄ではこのSIMカードは利用することが出来ず、使えたのはiPhone4S とSIM下駄(gevey ultra S)だけでした。
購入してから分かった事ですが、TmobileはLTEは良く繋がるようですが、3Gの通信可能エリアは非常に少なく、郊外では殆ど繋がりませんでした。
もしSIMカードを買うのであるならLTEに対応している端末かどうかなどの対応する通信規格をしっかり確認した上で購入するべきです。
実際のところ、アメリカのキャリア選び(アメリカは分かりにくいです。)はそれなりにSIMなどに、詳しい僕らでさえも失敗に終わるなど難しいです。
もし3Gしか使えないのであればAT&TまたはAT&Tのmvnoのstraight talkがオススメです。
iOS純正のマップアプリとgoogle map
SIMカードが良くなく通信に困る事もありましたが、それでもiPhoneのナビは非常に助かります。
最初に目的地を検索した時に、電波があればある程度の情報は本体にキャッシュ(自動保存)されるようで、圏外になっても困る事はほとんどありませんでした。
iPhoneをカーナビ代わりにして利用する場合、評判の悪いiOS純正のmapアプリですが、アメリカではそこそこ実用的です。
実際にはgoogle mapのほうが精度が良いのですが、使っているとロック画面に戻る事がなく、常に画面が点きっぱなしでバッテリーの消耗が激しいです。
借りたレンタカーにもUSB端子が付いていて充電しながら利用することも出来ましたが、充電しながらの利用はiPhoneのバッテリーによくありません。
それに対し、iOS純正のマップアプリは案内がない時にはロック画面に戻り必要な時だけ自動的に画面が点き、 音声も合わせて案内してくれます。
僕達は長距離の際はiOS純正のマップアプリ、街などの詳細なナビが必要な時にはgoogle mapと使い分けていました。
また万が一電波が無いところでナビが途絶えたり、周辺情報を検索する場合はオフラインでも利用できるmaps.meというアプリが便利です。
2016年1月追記
地図アプリはHereがおすすめ
HereはMaps.meと似た予め地図データをダウンロードしてオフラインでも利用出来る地図アプリです。
特徴としては
- Maps.meよりも地図のデザインが見やすい
- オフラインでカーナビとして利用出来るアプリです。
特にオフラインでカーナビとして利用できるアプリは僕が知る限りこれ以外に無いです。
Hereの難点は全世界に対応していない点と日本のApp Storeからダウンロード出来ないので、アメリカなどの海外のアカウントを作成しないと使えない点です。
周辺施設の検索はMaps.meのほうが軍配があがるケースも多いのであくまでドライブ用として使うならおすすめといった感じ。
wifi事情
購入したSIMが散々だったこともあり、wifiスポットを多用しました。
僕らが泊まったほとんどのモーテルやキャンプ場にwifiがありました。
主要インターステート沿いの郊外に沢山あるマクドナルド、スターバックス、バーガーキングはほぼ100%wifiがありますし、ケンタッキーやウェンディーズもかなりの確率でwifiがありました。
ホテル探し
アメリカにはモーテルと呼ばれるホテルが国道沿いにたくさんあります。
地域によって値段が違うのですが安いところで、一泊$40くらいからあり、3人でも値段が変わらないのでよく利用していました。
お気に入りのモーテルはフロリダ近辺でよく利用したSuper8。朝食に自分で焼いて食べれるワッフルがあるんです。
ホテル探しは最初、Booking.comを利用していましたが、意外な事にパーキングエリアなどに置かれているmotel coupon bookなどのフリーペーパーには、インターネットより安い価格やクーポンがついていたりします。
最安値で泊まるのならチェックしてみる価値があります。
キャンプ場探し
キャンプ場探しは横断検索サイトなどが少ないこともあり、google mapでcamp siteやtent siteなどで検索し、更に出てきたキャンプ場をgoogleで検索し直すという探し方をしていました。
またインターステート沿いに沢山あるキャラバンパークにもテント泊可能な場所があります。
アメリカのキャンプ場は電源やwifiを兼ね備えた所が多く非常に快適です。
驚くのはキャラバンと呼ばれるキャンピングカーの多さ。テントよりもキャンピングカーのほうがどこでも多かったです。
車でアメリカを旅するなら絶対に持っておきたいWikiCamps
2016年1月追記
僕はこの項目を追記した2016年1月現在、車でオーストラリアを旅しています。
そんな時に出会ったのがこのアプリ。
WikiCampsは車で生活する上で必要な
- キャンプ場
- 車中泊可能な場所
- ホステル、バックパッカー
- シャワースポット
- トイレ
- 電源
- Wifi
- 観光スポット
などが網羅された神アプリです。
元々あるこれらのデータベースに更にユーザーの口コミが投稿されて結構最近の使用レビューが掲載されています。(少なからずオーストラリア版は。アメリカ版は未チェックです。)
条件検索も詳細に出来るため、例えば無料のキャンプ場みたいな検索が可能で、その上検索結果を地図上で表示してくれるので非常に使い勝手が良いです。
アプリの見た目はあまり洗練されていませんが、使い勝手では本当に最高なので、車で安く旅する場合、有料ですが、必ずダウンロードするべきアプリです。
このアプリを使えばキャンプ場も上で紹介したようにgoogleで検索するより早いです。
日本から持ってくると良いもの
- 箸 地味に売っていません。
- ベープ 虫が沢山出た時に。結構効果的でした。
- 小型Bluetoothスピーカー キャンプで音楽があるとやはり楽しいです。
醤油や日本米なども意外とwalmartで揃ってしまいます。
次回はいよいよ実際に尋ねたところを
ここまでレンタカーアメリカ横断の準備について書いてきました。次回はいよいよ僕らのルートと場所を紹介していきます。
アメリカ横断の参考になるおすすめ書籍
B25 地球の歩き方 アメリカ・ドライブ 2015~2016
横断中唯一使用したのが地球の歩き方のアメリカドライブのガイドブック。非常に参考になります。