前回のエントリーではフィリピン留学と生活について全体的にまとめました。今回はより留学にフォーカス、学校の選び方について書いてみようと思います。

日本人の場合、殆どの方が日本で学校を決めてフィリピンにやってくると思います。しかし僕の場合、現地で学校を見学しながら決定しました。

また、留学中には通常の留学とは違ういわゆる0円留学を実現している生徒にも出会いました。僕は留学前にはこの0円留学を知りませんでした。

フィリピン留学は安いと言われていますが、それはあくまで欧米諸国に留学した場合との比較であって、高額の出費であることには変わりありません。

個人的には出来るだけ費用を抑えて留学したかったので、もし事前に知っていたならこの方法を選んだかもしれません。

そんなわけで現地で学校を探す方法0円で留学を含めてフィリピン英語留学の学校の選び方を紹介します。



フィリピン留学に興味を持ったキッカケ

僕が初めてフィリピン英語留学の存在を知ったのは2009年初めてのバックパッカー旅行をしている時、タイのタオ島というダイビングで有名な島で出会った日本人の女性からでした。

そう彼女はその時既にセブ島での語学留学を終えていたのでした。

彼女とはその場限りの関係で、今は交流はないのですが、一見おとなしそうに見える方でしたが、外国人のスタッフ相手に英語でしっかり自分の意見を伝えていたことを今でもよく覚えています。

日本ではほとんど必要に駆られませんでしたが、海外に出てバックパッカーとして旅をしてみると英語の必要さをこれでもかと感じることが出来ます。

僕の当時の英語は中学生レベル。

それでもお客としてレストランやホテルではそこまで困りはしませんでしたが、例えば安宿やドミトリーに泊まっていると客として滞在している外国人と会話をする機会が発生するのですが、

  • **自分の言いたいことが言えない*
  • 相手の言っていることがわからない
  • 色々な国の人々が話している会話に参加出来ない

などもどかしい思いを多々したものでした。

折角の機会、色々な国の人と交流する、文化を知るのは旅の醍醐味だと思うからです。英語が出来ないとこれらの事を深く行うことは出来ないのです。

その後、2010年ごろに太田英基さんの存在を知りました。

太田さんはカウチサーフィンという海外の知らない人の家に無料で泊めてもらうというwebサービスを使いながら、世界中の様々な起業家に会いに行くというテーマで世界一周をされていました。

僕は英語がロクに出来なかったので、外国で人の家に泊めてもらいながら旅をするなんて考えられないなと思ったものでした。

無料で泊めてもらうわけですから、こちらも泊めてくださる方にそれなりのお礼と楽しみを提供する必要があると考えたからでした。

彼はもともと英語が苦手で、フィリピンに行って3ヶ月間勉強し、英語を鍛え直したということでした。

今思えば僕がフィリピン英語留学に行くには3ヶ月はやらないとと、ずっと頭の中で考えていたのも彼の影響が大きかったかもしれません。

ちなみに太田さんはその後、フィリピン留学の本を出版し、フィリピン英語留学比較サイトで最も有名なschool withを運営されています。

フィリピン留学先の選び方

QQ ENGLISHのカフェスペース

QQ ENGLISHのカフェスペース

フィリピン留学に行く多くの人が悩むのが学校選びではないでしょうか。実際のところ僕もかなり悩みました。

それどころか、学校選びが面倒になって先に予定を組んでいた東南アジア旅行の時間が来てしまい、日本で決定することが出来ませんでした。苦笑

正直なところ比較サイトを見ても書籍を読んでも小さな写真と同じような文章、違いなんてよくわかんないんですね。

また学校の実態は数値で出てくることじゃないから比較するのも面倒。
ここでは学校選びの超基礎と僕なりの検討方法を紹介します。

語学留学の目的を明確にする

失礼ながら恐らく僕のサイトを見て語学留学の検討をしているくらいなので、きっと英語を学習する確固たる目的がないのではないでしょうか。

実際のところ僕も

  • フィリピン留学後に行く予定のオーストラリアのワーキングホリデーで仕事に就ける。
  • 安宿やバーでネイティブと充分に日常会話を楽しめる。

くらいな目標しかありませんでした。

例えば僕がフィリピンで出会った人の中には、オーストラリアでの永住権を獲得したいからIELTSのスコアが必要、その勉強をしに来たという具体的な目標を持っている方がいました。

その方はEV Academyという学校に通っていたとのことでしたが、周りもこれから海外に出て働くなど目的のはっきりした人ばかりだと言っていました。

一方で僕が選んだQQ Englishは割りと自由でマンモス校、大学生か転職の間に来ている人が多く、話した人の大半が留学後、母国に帰り元の生活に戻っていくという人が多かったです。

僕は海外に出て行きたいという気持ちが強かったので少し残念に感じました。

目的がより具体的ではっきりしている人は自然に学校も決まってくるのではないでしょうか。

スタイルと場所

多くのサイトや書籍で語られているようにフィリピン英語留学にはスタイルがあります。

簡単に言うと

  • スパルタ:勉強命、平日外出禁止、自習強制など
  • セミスパルタ:テストの結果や遅刻欠席などで外出禁止など
  • フリー:制限なし

という3つです。

僕はしっかりと勉強したかったのでスパルタコースも検討しました。

しかし、勉強に関係ない門限や平日外出禁止なんていうルールを守れるわけがないので辞めました。

また選ぶスタイルによって行くべき場所も変わってくるでしょう。

フィリピン留学といえば一番人気があるのがセブ島です。

そのためセブ島にはあらゆるタイプの学校が揃いますが、より勉強に集中したい場合はビーチや遊ぶ場所が少ないバギオやクラークという選択肢も。

フィリピン留学後、オーストラリアで僕が今まで出会った中で最も英語が上手なGくんはバギオのスパルタ校で英語を鍛え、その後、アメリカに3ヶ月間留学していたと言っていました。

マニラは治安が悪いとのことで日本人には人気がありませんが当然ながら首都ですので一番都会、ビジネスに繋がるチャンスも多いとの話です。

###外国人比率と校内の雰囲気

外国人比率と難しいですが校内の雰囲気も確認しておくべきでしょう。僕が通っていたQQ ENGLISHの外国人比率は時期によって違いはあるものの

  • 日本 50%
  • 台湾 30%
  • 韓国 10%
  • ロシア 5%
  • その他 5%

といった感じでした。

当然ながら授業以外では日本語が沢山飛び交っていました。やはりこの環境は語学留学に来ている上では良くなかったです。

僕もその空気には逆らえず日本人同士では基本日本語で話していました。。。

校内には授業以外の時間は英語で話すスペースというのが設けられていたのですが、そこでも基本的には日本語やその他母国語が飛び交っていました。

入学前にも理解していたのですが、授業以外で英語がどれくらい徹底されているかは重要なポイントだなと改めて感じさせられました。

極端な話、授業でしか英語を使わないのだったら日本に住んでスカイプ英会話を1日6時間やればフィリピンにわざわざ行く必要がないしコスト的には安上がりです

設備

学校や寮、周辺の設備に関しても確認しておくべきです。

・寮、ドミトリー

僕は利用していないのですが、通っていたQQ ENGLISHでは学校はきれいなのですが、ドミトリーに関する不満をよく聞きました。汚いだとかシャワーの水が出ないなんて事件も多々起きていました。

また友人の中には食事は全てキッチンで自炊しているという方もいました。その場合、寮の中の設備も確認しておきましょう。

・Wi-Fi

フィリピンはほとんどの場所で日本よりWiFiが遅いです。必要であればスピードや学校、ドミトリーの全域で繋がるのかなども確認しましょう。

・レストランは近くにどれくらいあるか?

学校の食事はすぐに飽きます。学校や寮のそばにレストランがあるのは大きいです。

・ショッピングモール

近くにショッピングモールがあれば物は割りとなんでも揃います。

・ジム、プール

1ヶ月以上の滞在となれば勉強ばかりでなく体も動かしたくなるでしょう。僕は週1,2は確実に運動していました。

・ビーチは遠くてもいい

好き好きですが、個人的にはビーチは遠くてもいいと思います。

ビーチよりも美味しいレストランやショピングモールが近いほうが生活には便利です。

期間と予算

どれくらいの期間留学したら良いのでしょうか?

僕が通っていたQQ ENGLISHでは1ヶ月以下の留学生が多かったように感じました。

僕は3ヶ月(正確には12週間)通いました。

一般的な日本人より会話は出来るようになったと思いますが、まだまだで英語しゃべれますなんて自信を持って言えるレベルにはなりませんでした。

では、もっと長い期間のほうが良いのでしょうか?

僕はセブ島の同じ学校に3ヶ月通いましたがこれには良い面と悪い面がありました。

・その地に慣れるが飽きる

当たり前ですが、その場所に長く生活するので慣れます。それと同時に飽きます。

セブシティに住んでいたのですが、結局リゾートのあるマクタン島へ空港に行った以外では、3ヶ月で2回しか行きませんでした。

同じセブでもセブシティに住んでみたりマクタンに住んでみたり、学校を変えたほうが経験としては面白かったかもしれません。

・費用面

多くの学校で入学金の類がかかります。上の項目で上げたように、僕は月ごとに学校を変えることも当初考えていたのですが、結局費用面と手続きが面倒でこれを断念。QQ ENGLISHで3ヶ月を過ごしました。

・友人関係

長く同じ学校に通うことにより、先生や生徒とより仲良くなれます。

卒業をしてもfacebookなどのSNSで繋がったり、たまにメッセージをやりとりする仲になったりもしました。

一方で僕のいたQQ ENGLISHでは生徒数が多いため、バッチメイトと呼ばれる同期同士で仲良くなる傾向があったので、時間が経つにつれ友人たちが卒業していきます。

友人グループのようなものが出来てくるので、バッチメイトが居なくなって少し寂しそうにしている人もいました。

・今、僕が留学先を選ぶなら

ズバリ僕が今の立場で学校を決めるのなら多少費用がかかっても違う場所で1ヶ月ずつ留学すると思います。

例えばセブシティ、マクタン、マニラに各1ヶ月といった感じです。

正直なところ僕は住んで1ヶ月も経ったら結局セブシティと学校に飽きてしまったんです。。。

このようにしている生徒は何人かいて、そういう人たちは新しい場所に行く度に積極的にコミュニケーションを取ってきたからでしょうか。

英語が上手な人が多いように見受けました。

そして、色々な場所で暮らしてみるのは、人生において非常に良い経験になると思うのです。

比較サイトや書籍、代理店の使い方

多くの人がフィリピンの語学留学を利用する際に比較サイトや書籍を参考にすると思います。

僕も現地で実際に学校を見比べることをしましたが、そもそも学校の数が多すぎるのでこれらのサイトや書籍、代理店(以下サイト)を利用して候補を絞りこみました。

これらのサイトを利用する時に注意しなければならないことがあります。

良いことしか言わない

基本的にこれらのサイトには良い事ばかり書いてあります。口コミもあまりネガティヴな事は書かれにくいです。

特に比較サイトや代理店は生徒が学校に決まった際にコミッションとしてその金額の一部を受け取り儲けとしています。

口コミも掲載されるとお小遣いがもらえるなどのシステムになっていたりすることを頭に入れておく必要があります。

だから悪いことは書きにくいのです。またコミッション料が高い学校を人気校やオススメ学校と紹介したりもしているケースもあるようです。

代理店

僕は代理店と学校、それぞれ料金交渉をしたり、同じ質問を聞いたりしました。

システムも分からないしどっちが安くなるか分からなかったからでした。実際にどれくらい差が出たりするのか知りたかったからです。

結果としては学校によっては直接申し込んだ方が良いケースもあるし、代理店経由の方が安くなるケースもありました。

学校によっては料金をウェブサイトの表示価格より割り引いてくれました。

最終的に僕は代理店経由でQQ ENGLISHに申し込みました。学校が提示した金額から割引になったのは海外送金手数料の5,000円だけでしたが。。。

現地で学校を探す方法

安くて美味しいマンゴー

安くて美味しいマンゴー

学校の探し方の部分でも書いたように僕は学校を決定する前にフィリピン、セブ島来て、実際に学校を見学してから決定しました。

そのプロセスで気づいたことなど上げていきます。

入学前にセブに滞在

僕はフィリピンに入ってから本気になって学校を探しました。当然ですが、セブに滞在している間のホテル代など生活費がかかります。

セブ島のホテルは安いところで一泊800ペソ(2000円)程度から。

もしセブ島やフィリピンでホテルを探すのであれば、agoda.comが掲載量が多くてオススメです。

また僕は空きが無くて宿泊出来なかったのですが、日本人の方がやっているシェアハウスに宿泊するのも良いかもしれません。シェアハウスのオーナー太田さんには、実は学校選びやアパート探しをお手伝いいただきまして、大変お世話になりました。

事前にスケジュールを立てましょう

事前に学校にコンタクトを取っていなかったので、実際に学校見学を開始できたのは滞在し始めて3日目という、随分のんびりしたスケジュールになってしまいました。

学校にだって都合があっていつでも見学出来るわけではなかったのです。

もし現地で見学してから学校を決めたいのであれば予め見学する学校を絞り込んで、見学スケジュールと学校に通うことになった場合の予算など抑えておくべくでしょう。

また学校のホームページには意外と学校の住所が掲載されていないので見学先を決めようにも、位置関係を知るのに苦労しました。

すぐに入学できるとは限らない

僕は12月15日にセブ島に入り、それから学校見学を開始しました。

しかし、学校は年末年始殆どの学校がお休みなんですね。

また現在セブ島の語学留学は凄く人気が上がってきていて、時期によってはすぐに入学出来ない学校もありました。結局、僕が入学できたのは年始から。

わかるのは環境や設備

実際に見学に行って僕が感じたのは、見学に行って分かるのは学校の雰囲気や設備、対応してくれたスタッフの感じ程度のものです。

授業をそれなりに取らないと先生の質なんてわかりません。特に僕は英語初心者ですので先生のレベルを測るなんてことも出来ませんでした。

また全ての学校で実施は出来なかったのですが、実際に生徒の意見を聞いてみるのもオススメです。当然ですが、生の声が聞けます。

4つの見学先

IT PARK

IT PARK

僕が見学に行った学校は全て生活に便利そうに見えたセブシティIT PARK及びアヤラモール周辺。

非スパルタで自由な学校かつ日本人経営、また外部からの通いが可能なところでした。

NexSeed

ネクシードの特徴は英語の学習だけでなく、web系エンジニアやwebデザイナーの育成も行っているというユニークなところ。実際半分ほどの生徒がこのコースを選択しているとのことでした。

生徒数は30人程度とそれほど大きな学校ではありません。また生徒は基本的に日本人のみでした。

セブで一番大きなアヤラモールのすぐ近くにあり生活する上では最も便利な場所にあります。設備も新しいビルで綺麗。

ただし寮は学校から離れたコンドミニアムとのこと。

日本人のスタッフ(社員)さんに丁寧に案内をしていただきました。ここでは体験授業もさせていただき、先生も丁寧でわかりやすく非常に印象が良かったです。

しかし、料金がドル建てで僕が見積もりを頂いた際には他校と比較して高く候補から外れました。

3D ACADEMY

正直、あまり特色を感じなかったのが3D ACADEMYさんの正直な感想。見学案内もインターンの方が対応されていました。

生徒の割合も

  • 日本人69%
  • 韓国人4%
  • 台湾人20%
  • その他7%​

とwebサイトに書かれているように日本人が多いです。

設備は新しくありませんでしたが、学校の中に寮があり、JY-MALLというローカル向けのショッピングモールに隣接しているため生活はしやすく、付近の物価も安いです。

僕はこの近くにある28ペソ(75円)で2つのハンバーガーをたまに食べていました笑

CROSS×ROAD

世界一周やワーキングホリデーに行く人のサポートに特化しているクロスロード。

ゲストハウスのような雰囲気とあるようにこじんまりとしたアットホームな学校でした。

ウェブサイトでは遊びの要素が前面に出ているので勉強するのにはどうかなと思いつつ、自分たちのテーマには最も合った学校だったこと。

学校見学もさることながら、世界一周を終えてセブで学校を起業されたオーナー夫婦にも会ってみたいと思い見学を申し込みました。

見学をさせてもらって感じたのは、イメージとは違い勉強もしっかりやっていて、留学前から自習の指導などを行っているなど、4人の日本人スタッフが親身になって各生徒の対応にあたっていると感じました。

他の学校がインターンなどで日本人スタッフをまかなっているのに対し、こちらの学校は4人の日本人スタッフがオーナーに近い感覚のため意識が高いと感じました。

見学に行った日がちょうどクリスマスパーティーの日でレチョン(フィリピン名物の豚の丸焼き)を頂き、生徒とも交流させて頂いたのですが、意外にもこれから世界一周に行くという生徒がその時は誰もいませんでした。

また日本人4人のスタッフが食事にこだわっているとのことで、他校よりも食事には絶対に美味しいとおっしゃってました。実際クリスマスパーティに出た食事はとても美味しかったです。

残念なポイントは生徒は完全に日本人のみといったところ。実はこの学校に本当は通いたかったのですが、予約が入っていて3ヶ月の授業が確保出来ずに断念することに。

QQ ENGLISH

カフェ風の授業スペース

カフェ風の授業スペース

最後に僕が通ったQQ ENGLISHを紹介します。

最初に言ってしまいますが僕が最終的にQQ ENGLISHを選んだ理由は価格でした。僕が申し込みをした段階では授業料が昨今の円安事情が反映されていなかったため他の学校に比べて安かったのです。

また上記の3校との一番の違いは規模感、生徒数は150から200人ほどいるマンモス校。マンモス校ということもあり、学校内には仲良しグループが出来ます。

割りと同期で固まる傾向があったのですが、他にもチャンスは沢山あります。

僕は寮にも住んでいなければ、食事を学校で取らず、グループレッスンも選択していなかったので、割りと友達が少ない方でした。

それでも台湾人やロシア人の人たちと一緒にボホール島の旅行に行ったりもしました。

一方で日本人学校の選び方外国人比率の項目でも書きましたが、同じ国の人同士ではほぼ100%母国語で会話をしているので、他の国の人同士でしゃべる時以外は校内には英語で会話をする雰囲気はほぼありませんでした。

・設備の充実

続いて学校の設備が充実していることが特徴として挙げられます。IT PARKと呼ばれる場所にあるQQ ENGLISHはオフィスビルに入居しています。

校内は他のどの学校と比較しても立派で綺麗でした。日本とも遜色が無いくらいWi-Fiが早い(下り10mbpsほど)です。

ただし生徒が多すぎて繋がらずイライラする事が日常的にありました。

またIT PARKには

  • セブンイレブン
  • マクドナルド
  • ケンタッキーフライドチキン
  • スターバックス
  • 日本食レストラン
  • シェーキーズ
  • クリスピー・クリーム・ドーナツ
  • ジョリビー(フィリピン人に人気のファーストフード店)
  • カフェ
  • レストラン
  • ピザ屋
  • その他(ドラッグストア、スポーツ用品店)

など日本人にもおなじみのショップが徒歩1-5分の場所にあり非常に便利です。

授業が行われる教室は2フロアに分かれており、2畳ほどの防音室(パソコン付き)と英会話をするリアルな場ということでカフェ風のオープンな教室があります。

実際のところカフェ風の教室は生徒同士の席の距離が近く本物のカフェよりもうるさく感じました。薄暗く僕はあまり好きではありませんでした。

学校から徒歩5分の4つ星ホテルWATER FRONTのジムやプール(カジノもあります笑)をいつでも利用することが出来ます。

・先生の数が多い

生徒の数が多いということはもちろん先生の数も多いです。

先生は非常に真面目な先生が多く、基本的には質は高いと思いますが、相性が合わなかったり、中にはやる気のない先生もいたりするのですが、遅くとも翌週には変えてもらうことが出来ます。

僕は6人いる担当の先生を色々な先生と喋ってみたかったのとマンネリしないように毎週1人交代していました。こんな事は小規模な学校では出来ないと思います。

・授業とカリュキュラム

これに関しては僕はQQ ENGLISHでしか授業を受けていないので比較が出来ません。

カリキュラムは

  • Daily English(日常会話)
  • Pronunciation(発音)
  • Vocabulary(ボキャブラリー)
  • Grammer(文法)
  • Internet class(インターネット上の教材を聞いてネイティブの発音を聞きながら問題を解く)
  • Reading(音読)
  • TOEIC
  • Callan Method(カランメソッド)
  • Business

などがありました。僕はTOEIC以外の授業を選択して受けていました。

初心者向け、中上級者向けのカリュキュラムやテキストが充実している一方で、そこから一歩上がっていく僕のような生徒に合った教材が少なく感じました。

僕自身2ヶ月を経過したあたりからテキスト選びに少し難儀しました。

・カランメソッド

QQ ENGLISHの特徴でもあるのがカランメソッド。カランメソッドの基礎知識はQQ ENGLISHのページを参考にして下さい。

生徒の中には全てのカリキュラムをカランメソッドにしている生徒もいましたし、もうカランやりたくないという生徒にも会いましたので、好き嫌いが別れるようです。

個人的にはただでさえ喋る機会が多いマンツーマンの授業ですが、更に強制的に喋る機会が増えるのでオススメです。

また先生の多くはオンラインとオフラインの両方の授業を担当しているそうなのですが、オンラインのクラスはほとんどカランの授業だとおっしゃっていました。

一般的に日本人はアメリカ英語で英語を教わっているのに対し、イギリス英語であったりと若干違和感を感じる部分があります。

・紹介割引あり

QQ ENGLISHは卒業生からの紹介で割引がありますので、もし興味があれば僕にお問い合わせ下さい。

少し変わった英語留学、外部留学と0円留学

採れたてバナナの販売カー

採れたてバナナの販売カー

僕はフィリピン留学を行う上でかなり意識したのがコスト面でした。

一般的なフィリピン留学ではドミトリーに住み、食事を学校で取り、授業を受けます。9割の人がこの形式を取っています。当然料金も基本的にwebサイトに掲載されているものになります。

外部から通う

僕は2014年5月に会社を辞めていて、大きな枠でみればそれからずっと長期旅行中の身。フリーランスとして小さな仕事や収入はあるものの基本的に無職で、貯金を食いつぶしている状態です。

ですので他の留学生よりもコスト面を切り詰める必要があったのです。

そこで参考にしたのが

この方法を元に外部から通う方法を模索したのでした。

上記のサイトでは家を自分で借り、食事を自分たちで手配する方法について書かれています。まさに僕はこの方法を活用しました。

しかし結界的には学校の2人部屋を借りるよりは安く済みましたが、それぞれ別の4人部屋に泊まるよりは高くつきました。

理由としては

  • 実際に交渉した結果、通いの授業料がそこまで安くなかった。(だいたいどこも通常価格の1割引き程度)
  • 家賃の高いアパートに住んでしまった。(月16,000ペソ=約40,000円に二人で住んだ)

また学校を卒業した後、1週間ホテルから通っている友人もいました。

ちなみに全ての学校に問い合わせたわけではありませんが、外部からの通いを受け付けてくれる学校はそんなに多くはありませんでした。

インターンまたは働きながら留学

今から僕がフィリピンに留学するのであれば検討したいと思うのが、このインターンまたは働きながら留学する方法です。

驚くことにこの方法を使えばほぼタダでフィリピン英語留学をすることができるのです。僕はこの方法に関しては留学前には全く知りませんでした。

この方法は留学費用に代わり労働力を提供しなければなりません。つまりタダで留学させてもらう代わりにタダ働きをするというものです。

僕が通っていたQQ ENGLISHでもインターンという形で働きながら、勉強している人が10名くらいはいたようでした。

スケジュールとしては週25時間の労働と週20時間のマンツーマン授業といった内容で、人によって業務内容は違うようでした。

ただしQQ ENGLISHの場合、1年以上働けるというのが応募の条件になっているのがネックかなと個人的には感じます。

他にもフットサルで
NILSAHGSという語学学校でインターンされていた方にも出会いました。

彼らは当然ながら勉強時間が一般留学の人より短くなってしまいますが、フットサルの休憩時間にも単語カードを持ってきて勉強している熱心な人もいました。

これらの語学学校は3ヶ月からや6ヶ月から応募可能でより現実的に感じます。

ただし仕事内容は学校で働くということではなく、コールセンターのスタッフとして営業などをやっていたということでした。

無料で留学出来るだけに当然ながら勉強だけに集中出来ないことになりますが、海外での実務経験を積むことが出来るのは良い経験になりそうです。



まとめ

僕のブログの記事史上もっとも長くなった学校選びの記事。

学校選びも大事ですが、やはり大切なのは目的意識と勉強するマインドかなと改めて感じます。

一方で周りの雰囲気に流されて勉強をせず遊びに行ったり、学校では日本語をしゃべっていた僕がいます。

もしセブ島留学に興味や質問などありましたらご質問いただければ答えられることもあるかもしれません。

次回はセブ島の現地でのアパート選びについてまとめていきたいと思います。

学校選びの際に参考にした書籍とウェブサイト