海外旅行に行くならば持ち物は出来るだけ少なく、軽いほうがいいですよね。無駄に重い紙類を沢山持ち歩いていませんか?
以前は海外旅行に行く際には、パスポートのコピー(紙)、地球の歩き方などのガイドブック、航空券のEチケットを印刷したり、海外旅行保険の約款などまで沢山の紙を持ち歩いていましたが、今は全てデジタル化してデータとしてiPhoneとMacbookに入れて持ち歩いています。
それでは海外旅行に行く際にはどんなデータをクラウドとスマホに入れて持ち歩いておくと良いか紹介していきます。
INDEX
クラウドやスマホに情報を保存しておくメリット
- 無駄な持ち物が減り荷物が軽くなる
- 必要な情報にスマホから直ぐにアクセス出来る
- スマホやパソコン、カバンが盗難にあったちおきで
1.個人情報
個人情報は1ページにまとめておくと良いでしょう。特に入出国では特定のフォームに必要事項を記入するケースが多いです。
- 日本のスマホの電話番号
- パスポートナンバー
- パスポートの発行日
- パスポートの有効期限
- ビザのナンバー
上記を1ページにまとめておくと便利ですよ。
個人的には何度も書いているためビザの番号以外は暗記してしまいました。。。
2.パスポートの顔写真のページ
上のような各種書類を書いたり、万が一の紛失の際にも役に立ちます。
場所や係員のサジ加減によりますが、クラブなど年齢制限のある場所に入場する際やお酒やタバコなどの購入の際にパスポートの提示が必要の場合、スマホに保存したコピーで許してもらえるケースもあります。
3.クレジットカード情報
クレジットカードの番号、有効期限などもメモしておくと航空券の購入時などオンラインで何かを買う時、万が一の海外旅行保険利用時に便利ですよ。
ただしクレジットカードの情報は不正利用される可能性を考慮した上で信頼出来る所に保存するべきです。
4.海外旅行保険の連絡先、約款
海外に行く時には必ず海外旅行保険に加入しています。加入と言っても実際には持っているだけで自動的に有効になるクレジットカード付帯の海外旅行保険に加入しています。
海外旅行保険付帯の海外旅行者に最適なクレジットカード選びに関してはこちら
万が一の病気などのトラブルの際に備え、スマホでオフラインでもすぐに閲覧出来るようにしておきましょう。
個人的には上のクレジットカード情報と合わせて
- カード名
- カード番号
- 問い合わせ先
を手持ちの全カード会社分一覧にしていて約款は別ファイルにして持ち歩いています。
5.航空券
最近は航空券はEチケットすら見せなくてもパスポートだけで処理してくれることも多いですが、必ずクラウドに保存するようにしている物の1つです。
具体的には、Gmailで受信した航空券のEチケットをPDFに変換、dropboxに保存しています。
特に乗り継ぎがあるケースなどでは、航空会社や場所によっては乗り継ぎ場所で次の航空券を発行するケースがあり、現地で見せることも多いので出来る限り英語で発行された物をコピーしておくのがオススメですよ。
6.ホテルの予約票
ホテルの予約票もパスポートや名前を伝えれば大抵は済むものですが、たまにホテル側が見逃しているなどのトラブルが起こるので、保存しておきたいものの1つです。特に入国後最初のホテル予約票は必ず保存しておきたいですね。
入国時のドキュメントには滞在先を記載するケースがありますが、飛行機の中などでも、スマホからサッとデータを見て書けると便利です。
こちらも航空券のバウチャーと同じでGmailで受信した物をPDFに変換、dropboxに保存しています。
海外旅行時のおすすめのホテル予約方法については下記にまとめています。
7.ビザ
ビザの必要な特定の国や特定の入国方法を取る場合、ビザもクラウドに保存しておきましょう。必要な場合は書類原本も忘れずに。
8.家族や友人の連絡先
iPhoneが発売になって10年、僕はiPhone3GSからのユーザーなので既に9年になります。ガラケー時代は連絡先といえば電話番号とEmailでしたが今はどうでしょう?
メール、LINE、Facebookなど様々なサービスで連絡を取っているのではないでしょうか。
万が一のスマホ紛失に備えてスマホのバックアップの他に家族や頼れる友人、知人の緊急連絡先をメモしておきましょう。
例えば僕は人との連絡に使う
- Gmailのパスワード
- LINEのIDやパスワード
- Facebookのパスワード
- Instagramのパスワード
iPhoneのアドレス帳にアクセス出来る
- Apple ID
はまとめてメモしてGoogle keepに保存しています。
9.スケジュール
移動が多いスケジュールの旅行の場合、旅程をGoogle スプレッドシートにまとめています。
特にこのスプレッドシートには基本的には、滞在都市、移動、宿泊先のみを書いていて、旅行のスケジュールを立てる際にどこの予定がまだ決まっていないのか、ひと目で分かるようになります。
特にフライトはどこのターミナルに発か、何時発、何時着なのか、時差があったり混乱する要素が多いので、従来のスケジュールアプリではなくスプレッドシートを利用しています。このように一元化してまとめておくと分かりやすく、スケジュールを確認するのが楽になるし、ミスをしなくなりますよ。
また友人と行動を共にする時や日本にいる家族などにも予定をシェアしやすいです。
10.ガイドブックや本
初めての海外旅行では地球の歩き方などのガイドブック片手に旅行していましたが、今はスマホだけです。
各種webサイトやブログでかなりの観光情報を得ることが出来ますし、ガイドブックも電子化されていてスマホで読むことも出来ますよ。
11.写真
せっかく旅先で撮った写真、よく撮れたものはInstagramなど各種SNSにあげますが、それ以外はどうでしょう?
旅先でスマホ、カメラ、HDDを盗まれた、壊した、なんていうトラブルはよくある話です。僕にもそんな経験があります。そんな時もクラウドに保存しておけば安心です。
写真の保存には無料で容量無制限で使えるgoogle photosに保存するのがオススメですよ。
また、余計な紙類を保存していたくない、そして直ぐに無くしてしまうので、日本、海外に限らずクレジットカードを利用して控えが発行された時は必ずスマホで写真を撮るようにしています。もちろん、これらの写真もまとめてgoogle photosに保存してしまいます。
クラウドには2台以上の端末からアクセス出来るように
僕の場合、海外旅行に行く際、大抵はMacbookを持っていきます。2台どちらからもこれらの情報にアクセス出来るようにしておけば、万が一スマホかパソコンどちらかを失ったときにも情報にアクセス出来ます。
ただ普通の旅行者はパソコンを持たない事も多いでしょう。その場合、以前使っていた前のスマホをバックアップとして持っていくと便利ですよ。見知らぬ国でスマホを持っていないのは想像以上に不安になるものです。
僕はブラジルでiPhone5を盗まれた経験があるのですが、控えにiPhone4Sを持っていっていたため、その後も不便なく旅行を続けることが出来ました。
オフラインでもアクセス可能にしておく
また航空券やパスポート情報は旅行先について直ぐのネット環境がない場所で必要になるケースが多いですし、海外旅行保険などの情報も万が一の時にすぐに見れないと意味がありません。
スマホではDropboxやGoogle Driveのオフラインアクセス機能を使ったり、メモやテキストベースの情報はオフラインで保存されていて、全文検索が可能なGoogle Keepでアクセス出来るようにしています。
保存は信頼できるクラウドに
さてここまでクラウドに各種個人情報を保存をオススメすることについて書いてきました。一方でクラウドに保存するということはハッキングされて情報が盗まれる可能性があることを忘れてはいけません。
Dropboxやgoogleのサービスは2段階認証を設定出来るので2段階認証にし、また第3者からがアクセスしようとしてきた時には通知が来るように設定しセキュリティを高めることを忘れないようにしましょう。
まとめ デジタル化して身軽に旅をしよう
いかがでしたでしょうか。
デジタル化出来るものは、出来るだけデジタル化し緊急時でもすぐに必要な情報にアクセス出来るようにしたうえで、身軽になって旅をしましょう。