旅に音楽は欠かせません。

僕のように旅にスピーカーを持参する人は少ないかもしれませんが、ほとんどの人がイヤホンまたはヘッドホンを持ってくるのではないでしょうか。

長距離移動時の音楽用として、Skypeやlineのヘッドセットして、旅に絶対欠かせないアイテムの1つだと思います。

ノイズキャンセリング付きBluetoothレシーバー SONY MDR-EX31BN

以前、ゼンハイザーのノイズキャンセリング機能付きヘッドセット MM 450 X TRAVELを使っていました。

30,000円ほどしたもので、Bluetooth対応のヘッドホンにしては珍しく、小さく折りたたむことが出来、確かに音は良いのですが、形が僕の頭に合っていないのか、ある時、飛行機で利用していた際に遮音性が低く感じ、あまりノイズキャンセリングの意味をなしていませんでした。

決定的だったのが、映画のセリフを聞き取れない事があって、長い間、音に迫力があるヘッドホンに拘っていたのですが、それを気にイヤホンに切り替えることにしました。

しかし当時すでにワイヤレスを体験していて、今更有線のイヤホンに戻る気にはなれませんでした。

これは旅行の時もそうですが、日本での通勤時なども強く感じます。そこでBluetoothのイヤホンタイプの物を探したのです。

ほとんどのBluetoothのイヤホンタイプが電池の持ちが6時間以下、更に万が一電池が切れた際には、充電し直さないと利用できない事がわかりました。

海外旅行でイヤホンを使う1番の長距離移動時、バッテリーが切れて使い物にならなくなってしまうのは困るのです。

こちらのBluetoothヘッドセットは8時間以上持つ上、万が一充電が切れても、レシーバーから抜いて通常のイヤホンとしても利用することが出来ます。

そして、ノイズキャンセリング機能までついています。

98%のノイズをキャンセルすると説明がありますが、正直なところそれは過剰な表現なように感じます。

ですが、一方で確かな効果を実感できます。

遮音性抜群のイヤーチップ Comply Tx-200

僕が旅の道具で最も参考にしている物の一つが高城剛さんのlife packingという本。

旅の道具集としても大変面白いのですが、やはり高城さんの選ぶガジェット類のセレクトは凄いです。

今回紹介しているコンプライのイヤーチップもこちらの本で知りました。

よく日本で売られているシリコン製のイヤーチップを交換してスポンジのような素材の物に交換します。

これが遮音性の向上と低音を強化します。同じイヤホンとは思えないほどです。

このイヤーチップとBluetoothレシーバーの備えるノイズキャンセリング機能で、満足できる音質と非常に高い遮音性を手に入れることが出来たのです。

特にその差が大きく現れるのが、エンジン音のうるさい飛行機の中で、飛行中でも快適に過ごすことが出来ます。

ちなみにこのイヤーチップ、ビックカメラ池袋店では在庫が豊富で同じイヤホンで聞き比べる事が出来ます。

必ず2つ持つ

僕は旅に出る際に必ず2つのイヤホンを持っていきます。

ちなみにもう一つ持っていくのはiPhoneに付属している純正のEarPods。

その理由をあげてみます。

マイクを兼ねていて通話ができる点

上で紹介したBluetoothヘッドセットでも電話による通話が可能ですが、LINEなどのアプリでの通話はアプリによってまちまち。

またApple純正のEarPodsはMacBookに刺しても通話ができます。

場面によって使い分ける

今回紹介している組み合わせは絶賛している通り、遮音性が非常にです。時にそれが問題になることもあります。

例えば僕が先日まで滞在していたバンコクでは沢山の人が、公共交通機関に乗る時など音楽を聞いて楽しんでいます。

そこで自分も音楽を楽しみながら電車に乗りたいとします。しかし遮音性が高過ぎる事ででスリなどに遭った時に気づきにくいなどリスクが高まり、セキュリティ的な問題が発生します。

そんなときに遮音性が低い周りの音も聞き取ることが出来るこちらと使い分けます。

※海外で公共交通機関内でイヤホンを使うのはそれなりに慣れた場所だけにしたほうが良いです。

万が一故障した際のバックアップとして

昨今のiPhoneの普及ぶりで世界中どこでもiPhone付属のEarPodsが購入出来ます。といっても正規代理店以外では、品質が怪しい偽物が多いですが。

イヤホンはどうしても断線の可能性がありますので、バックアップとして1つ持っていくのは大事かなと思います。

まとめ

如何でしたでしょうか。もしあなたが今もiPhone純正のEarPodsだけで旅をしていたりするのでしたら、一つ遮音性が高く、音質が良いものを手に入れることをお勧めします。

特にこの組み合わせは価格も合わせて1万円ほどと非常にコスパが高いと感じます。