フィリピン最後の秘境と呼ばれるエルニドに行ってみた

セブ島での留学終えたあと、フィリピン最後の秘境と呼ばれるパラワン島、エルニドを訪ねてみました。エルニド訪問はフィリピンに行くならば、個人的には英語留学と共に絶対に行ってみたい場所の1つでした。

というのも、エルニドと言えば美しいラグーンやシークレットビーチ、そして島を1島まるまる利用したリゾートなどが有名で、世界中の旅行雑誌で訪れるべき島ナンバー1にも選ばれています。

予算の都合で島まるごと貸し切りのリゾートには行けませんでしたが、アイランドホッピングなどを満喫してきました。

今回はそんなエルニドを紹介してみます。

エルニドへのアクセス

エルニドへのアクセス方法は大きくわけて3通あります。

• マニラかセブからプエルトプリンセサまで飛び、そこから乗り合いバンなどで6時間ほどかけて行く方法。
• マニラからコロン島まで飛行機で飛びそこから船で6時間ほどかけていく方法
• マニラからエルニドへの直行便を利用(専用小型機のみでかなり高額な模様)

今回は1の最もメジャーなプエルトプリンセサを経由する方法を選びました。

プエルトプリンセサへ

今回はプエルトプリンセサ経由で行きました。。セブからのフライトは1時間程度でセブパシフィック航空で3,000ペソ(8000円)ほどでした。

12月から3月までずっとこの区間がセールにかからないかチェックしていたのですが、セールにかかったのは僕が知る限り1度だけで購入後のことでした。見た限り最安値はコミコミで1,000ペソ(2,680円)ほど。

プエルトプリンセサからエルニドまで

プエルトプリンセサ空港から出ると客引きが沢山現れます。空港を出て右側に観光案内所、左側に旅行代理店が2件あります。最初旅行代理店に向かったのですが、エルニドへの乗り合いバンだけでなく、エルニド到着後のツアーなども売りつけてきて結構ウザいです。

エルニドに向かうには公共のバスは1日1便ほどで、乗るにはタイミング的に難しく、1時間おきぐらいで出ている乗り合いバンに乗ることになります。料金は600ペソ(1,600円)を提示されましたが、事前に調べていた価格よりも高かったためディスカウントを交渉してみると450ペソ(1,200円)ほどまで値下がりすることに成功しました。

ただし人数が揃うまで待つ羽目になります。逆にお金さえ払えばすぐに貸し切りで向かうことも可能かと思われます。ハイエースに12人とみっちり乗り込み、結構な山道を5,6時間ほどかけエルニドに到着した時には既に22時でした。

なかなかキツイ旅路でした。

エルニドの宿

エルニドといえば島1島貸しきったリゾートが有名ですが、長期貧乏旅行中の身としては予算的に厳しいので安宿を探しました。

バンでエルニドに到着後、トライシクルが集まってきて宿に連れて行ってくれます。

安い宿に連れて行ってくれと尋ねたところ、wifiあり、エアコン無し、水シャワー、ダブルベッドで550ペソ(1,470円)の宿にチェックインすることが出来ました。

もう23時を過ぎていたのでその日は寝るだけだったこともあり、そこにチェックイン。

翌日からは宿を変えて1,500ペソほどのエアコン、温水シャワー、オーシャンビューの宿にチェックイン。

大手ホテル検索サイトではエルニドの宿はあまり出てこないのですが、現地に行けば安宿は沢山あります。

ちなみにネット予約するのであればagoda.comが一番ホテルの掲載量が多いようです。

またAirbnbにも一泊40,000円ほどから島貸し切りなどの宿泊施設が掲載されているので、複数人などでパーティーしたり、予算に余裕がある方ならば泊まってみるのも面白いかも。

エルニドのアイランドホッピングツアー

エルニドのツアーはABCDと４種類あり全て食事付き、代理店に聞くとACが人気とのこと。料金は店頭表示価格よりも値引きしてもらえます。(ショップによりけり)

僕らはオススメされたとおりツアーAとツアーCに行ってみました。

またツアーでは各スポットで船から降りる際に海の中を歩いて行ったりもするので、防水カメラか防水バックを用意した方が良いです。(防水バックは現地購入可能。)

TOUR A

一番人気のツアーAはエルニド人気のビッグラグーンとスモールラグーンなどを訪ねます。どちらも本当に信じられないくらい美しい場所です。

ラグーンではカヤックがあった方がより奥まで勧めるので事前にカヤックをレンタルした方が良いです。

ラグーンでレンタル出来る時もあるようですが、僕が尋ねた時は貸出中で残念な思いをしました。

TOUR C

スネークアイランドに惹かれツアーBと迷った挙句参加したツアーCは、4つの代表的なエルニドのアイランドホッピングの中でも最も遠いところを回るツアー。そのため少しだけ料金が高いです。

ヘリコプターアイランドやモントロック寺院、洞窟を潜って行くシークレットビーチなどを訪ねます。

エルニドの日本人スタッフがいるダイビングショップ

エルニドには日本人スタッフのいるダイブショップがあり、エルニドで最安値クラスとのこと(今回ボクはエルニドでダイビングをしなかったため、こちらは友人情報)

• El Dive Go Slow! – ファンダイブ

エルニドおすすめスポット

最後にエルニドのお勧めスポットを紹介します。

海沿いのピザが美味しいレストラン Mezzanine El Nido

エルニドで一番人気のあるART CAFEのすぐ正面にあるこちらのレストラン。

外観はカッコイイのですが、中が見えず、高級感があり入り口が少し入りにくい印象なのですが、入ってみればとても雰囲気の良いレストランでした。

値段もエルニドの他のレストランと対してそこまで変わらず、この雰囲気を考えれば安いくらい。

心地良い音楽とピザがとても美味しかったです。

• Mezzanine El Nido

SUNSET BAR LA PLAGE

エルニド村のビーチからはサンセットが見ることが出来ないのですが、ちょっと南に行ったMarimegmeg Beachからはサンセットを見ることが出来ます。

こちらはそんなサンセットが観れるビーチにあるバー。

• La Plage El Nido

人気のパン屋 MIDTOWN BAKERY

町のほぼ中心にある MIDTOWN BAKERY。場所は載せませんが、町を歩いていれば見つかると思います。

フィリピンはパンが安い(1個5ペソ=13円から)ので、地元の人から外国人観光客まで沢山の人が買いに来ています。

オススメは写真のパン(名称不明)ともちもちのドーナツ。砂糖だけのシンプルな味付けです。

The Bazaar

ダーツバーやオシャレな雑貨屋などが並ぶちょっとしたバザールです。

街中にあり雰囲気が良く、夜遅くまでやっているので、エルニドに夜遅く着いたら訪ねてみるのも良いかもしれません。

エルニドのホテル検索はagoda.comが掲載量が多くてオススメ

エルニドなどアジア圏のホテル検索はagoda.comがBooking.comなどよりも掲載量が多くてオススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

アクセスが難しく、行き帰りを含めるとセブやマニラから最低でも5日は欲しいところですが、フィリピン最後の秘境エルニドはその名に相応しく本当に美しい場所でした。

日本人にはまだあまり知られていないようなので、(セブ島に来ている留学生ですら知っている人が少なかった。)語学留学の後には是非とも訪ねてもらいたい場所です。