約4ヶ月に渡るフィリピン滞在中、国際線も含めてフィリピン離発着の飛行機を5本乗りました。
今回はちょっと癖のあるフィリピンでの飛行機に乗った体験を書いてみます。

乗ったフライト

セブパシフィックA320の機内

セブパシフィックA320の機内

今回乗った5本内訳とかかった費用は以下の通り。

  • クアラルンプール-マニラ / airasia zest / 198マレーシアリンギット(6,635円)
  • マニラ-セブ / tiger air / 1,116ペソ (3,000円)
  • セブ-プエルトプリンセサ / cebu pacfic / 1,760ペソ (4,700円)
  • プエルトプリンセサ-マニラ / tiger air / 1,268ペソ (3,408円)
  • マニラ-成田 / cebu pacfic / 5,850ペソ(15,700円)

フィリピンは島国という事もあり、LCCを利用して国内移動をするのが結構一般的。

フェリーで移動もできるのだが、料金よりも時間、特にルートによっては週1便しかないなど使い勝手が悪い印象でした。

当初、フィリピン留学を終えてからボラカイとパラワンの2大人気スポットを回ろうとしたのですが、移動が何かと面倒だったので辞めパラワンのみにする事にしました。

フィリピン国内を飛んでいる主な航空会社

の4社。
フィリピン国内を旅行しようと色々調べてみましたが、セブパシフィックが国内線のルートも多く、最安値を提供していることが多い模様。

ちなみにセブパシフィックの国内線のルートはこちらから確認できます。
(flashを利用しているのでスマホから見れません。)

フィリピンの空港

パラワン島を上空から

パラワン島を上空から

フィリピンの空港ははっきり言って非常にレベルが低いです。
セブ、マニラ、プエルトプリンセサの空港に行きましたが、どこもボロいです。

特にマニラは酷く、初めて着いたターミナル4は古く、これが本当にフィリピン首都の空港かと感じました。

ターミナルが4つに分かれていてターミナル間を移動するのに無料のシャトルバスは無いし、有料のシャトルバスは全然来ない。
正規タクシーはアホみたいに並んでいるという状況。

その状況に漬け込んでボッタクリタクシーが横行しています。初乗り40ペソ(100円)のはずがターミナルを移動するだけで、平気で1200ペソ(3200円)とか要求してきます。

正規料金タクシーの長蛇の列

正規料金タクシーの長蛇の列

マニラでは国際線から国内線に乗り継ぐ際にはターミナルを移動するためになるケースが多いので、マニラを利用する際はターミナルと乗り継ぎ時間は確認した方が良いです。

個人的には自分でLCCなどを手配して違うターミナルの便をマニラで乗り継ぎするならば最低でも4時間は乗り継ぎ時間を確保した方が良いと感じました。
(飛行機が遅れるリスクを考えるならまだ足りないかも。)

個人的にはマニラは二度と利用したくないと感じました。

空港使用料と出国税

ターミナルフィーの支払いは現地で

ターミナルフィーの支払いは現地で

フィリピンの空港は他にも面倒なことがあります。それが出国税や空港使用料です。

通常航空券購入の際に同時に支払いが行われるケースが多い空港使用料。フィリピンの場合は現地でしかもら現金のみの支払いのケースがあります。

他にも出国税というものがあって、こちらもセブでは現金のみ、マニラでは特定のターミナルではカード払いも可能な模様です。

セブ

出国税 550ペソ、空港使用料200ペソ、現金のみ

マニラ

出国税 550ペソ

プエルトプリンセサ

空港使用料 150ペソ 現金のみ

チケット発券後、手荷物検査の直前で徴収されました。

荷物検査が厳しい

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今まで、それなりの本数のLCCに乗ってきましたが、セブの空港では今までで最も厳しい重量検査がありました。

チェックインカウンターでのチェックはゆるいのですが、チケット発券後の荷物検査の前にはスケールが置かれ大きい荷物は全て重さを測られていました。

僕は荷物の重さを完全にオーバーしていたので慌ててポケットに荷物を詰め込んだり、服を着たりして対応しました苦笑

また今まで機内持ち込みで来ていた三脚がフィリピン国内線では危険物扱いで、手荷物として持ち込む事が出来ませんでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

少し癖のあるフィリピンの飛行機事情。

利用時には空港使用料と出国税を現金で用意すること、マニラを利用する際は事前にターミナルの確認をすること。

うまく使いこなしてお得に快適に旅したいものですね。