出発直前まで仕事する予定になり、ドタバタとした生活を送っています。@gotravelifeです。
僕は決して給料も良くなく、いわゆるワープアですので、
旅の資金を貯めるために色々と日本では節約生活をしています。

そんな中の一つがこの1000円カットです。

僕は随分と長いこと、いわゆる”ロン毛”でいまして、ここ一年半ほど髪の毛を切っていませんでした。

元々美容室が好きではなく、髪の毛に時間やお金をかけたくない。

僕は結構な面倒くさがりで、元々美容室に行くのがあまり好きではなく、さらに一回のカットに4000円も払いたくないという極めて貧乏くさい理由でここ数年ずっとロン毛。

また髪の毛をセットするのもワックスを洗い流したりという事も、面倒
ロン毛は洗うのは大変だけれども朝起きたら髪の毛をサッと纏めて出かける事が出来ます笑

しかし流石に髪の毛が伸びすぎ、洗ったり乾かしたりが大変になってきました。

1000円カットとの出会い

とはいえ、僕は元々洋服は好きだったりと、それなりに外見には気を使っていましたので、1000円カットには抵抗がありました。

それだけ安いのだからあまりトレーニングしていないアルバイトが髪を切っているのに違いないと思ったからです。
しかし、とある事がキッカケで行ってみても良いかなと思うことがありました。

少し前まで美容師をしていた友人がなんと今では1000円カットで働いているというではありませんか。
彼はもう10年ほど、美容師をしていたベテラン。そんな人も働いているようで、彼いわく結構しっかりしているみたい。

そんなわけでいってみました。
僕が行ったのはQB HOUSE 渋谷マークシティ店

徹底して効率化されたシステム

朝10時開店とのことで、5分程前に着きました。
開店前にすでに3人並んでいました。

QBHOUSEの案内

QBHOUSEの案内


店の外には簡単な解説が書かれていました。

店内に入るとスタッフが三名、カットする台の前に並んでいます。
元気よく挨拶をされていました。

入店するとまずラーメン屋や松屋などで見られる食券ならぬカット券を購入します。

両替は不可、1000円札のみ使えるという徹底的ぶり。
スタッフは三人しかいませんでしたので、僕は少し待つ事に。

スタッフさんを見ているとテキパキと仕事をしています。またその中の1人はイケメンでまさに美容師のような雰囲気。

自分の順番が来るとスタッフにチケットを渡します。スタッフに希望の髪型を伝えるとカットを始めます。

外の案内にあったようにケータイ電話は禁止というか、美容室みたいに髪を切る時に
体に巻くアレ(何て言うのでしょう?)に手を出すところはありません。

もちろん雑誌も出てきません。その代わり目の前にはディスプレーがあり、Yahooニュースなどが次々と流れてきますのでそこまで退屈しません。

しっかりとしたカット

髪を切り終わると鏡で確認です。

さすがに10分ほどで切っているので専門家がみれば雑だったりするのかもしれませんが、
正直僕にはカットの精度の違いはほとんど感じることはありませんでした。
最初に伝えた通りの髪型に仕上がりました。

そして髪の毛は洗う事なく、専用の掃除機みたいなもので吸い取られます。

意外によく取れるようで、洗わなくてもこちらもほとんど気になりませんでした。

床に落ちた髪の毛は、美容室だと周りのアシスタントみたいな人がホウキとちりとりで掃除していますが、
カットを終えたスタッフが鏡の下あたりにサッと一箇所に流し込みます。

するとここにも掃除機がついているようで、あっという間に吸い込んでいきました。

カットが終わると退店。気づくと既に次の客が並んでいました。
結構人気があるのですね。回転がいい。

美容室のLCC!?

ここまで来て僕はあるものと共通性を見つけました。
そう、それはまるでLCCのようだなと感じたのです。

チケットのシステム、スタッフはカットする人のみ、余計な物を省いた最低限のサービス、驚くほどの低価格。

そう、まるでLCCのようです。
僕はあまり無駄に高い過剰なサービスが好きでは無いので、この1000円カットのサービスはすごく自分にあっているように感じました。

また人によっては前髪やツーブロックの部分だけをカットしに来たりと低価格だけに色々な使い方が出来るそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
僕はもう髪を染めたり、パーマでもかけたいと思わない限り、日本で髪の毛を切りに行くのは1000円カットしか行く事はなさそうです。笑

ちなみにこの1000円カット、海外にも進出しているようです。

一方で日本の美容室というのは特にアジアでは日本のオシャレなイメージで大変人気だそうです。
実は東南アジアで美容師として働く友達がいるのですが、彼曰く”日本の“というところが一つのブランドになるのだとか。
面白いですよね。