ブログにはあまり書いていませんが、大のラーメン好きで日本に居る時はもちろん、海外でもラーメン屋を見かけたら食べているUtti@gotravelifeです。

今回はシドニーで自家製麺を使った本格的なラーメン屋を見つけて美味しかったので紹介したいと思います。

シドニーのラーメン屋YASAKA

YASAKA 店頭

YASAKA 店頭


シドニーの町中を観光中、お腹が空いたなぁなんて思いながら歩いていると、偶然ラーメン屋を発見しました。

店頭に貼られているメニューを見ると、ラーメンの他にもカレーやたこ焼きなんていうメニューが並んでいました。

メニュー

メニュー

僕はこれを見てあーっと思いました。
ラーメンが好きな人なら分かると思います。

このように沢山のメニューを展開しているお店というのは、業務用のスープを使っていたり、冷凍だったり大抵ラーメンのレベルが低いです。

しかし、この店にはあるものが置かれていたのです。

海外で店頭に製麺施設があるラーメン屋、見たこと有りますか?

製麺室(店内から撮りました)

製麺室(店内から撮りました)

ラーメンの他にも、美味しいコーヒーを出すカフェを回るのが最近の趣味の1つなのですが、最近のカフェの人気の要素と言えば、サードウェーブコーヒーと呼ばれる、ロースター併設で焙煎したばかりの豆を使ったお店だったりします。

話をラーメンに置き換えてみましょう。

店頭で製麺しているラーメン屋、日本ならそれなりに見かけますが、海外ではどうでしょう。

個人的には初めて見ました。

わざわざ店頭で製麺された、こだわりのラーメンを出すお店だ。と判断し僕は吸い込まれるように店内に足を踏み入れたのでした。

豚骨ラーメンが主流の海外のラーメン事情

海外でラーメン屋を見かけることも多くなってきた2015年ですが、多くのラーメン屋が豚骨ラーメンを提供しています。

それはなぜかというと、仕入れの問題ですね。
豚肉というのは多くの国で食べられ、豚骨の入手が容易だからです。

また、とんこつラーメンは多くの国で日本人以外にも支持されてきているように感じます。

実際私がブリスベンで働いていたラーメン屋は博多系のとんこつラーメンのお店でしたが、驚くことに客の9割は日本人ではありませんでした。

豚骨味というのはアジア系の人々を中心に多くの人に既にウケはじめているのです。

実際に九州系のとんこつラーメン屋は積極的に海外に展開しています。
有名なところでいくと

九州系ではありませんが豚骨スープのお店

魚介系の味を海外で提供するのは難しい⁉︎

一方で魚介の材料のカツオだったり煮干しといった食材は海外では手に入りにくいです。

その上、魚介の味というのは豚骨よりも欧米人にはとっつきにくいと感じるのではないでしょうか。

そのため、海外では魚介テイストの入ったラーメンを食べることが出来るのがそもそも非常に稀と考えてよいでしょう。

僕は海外で魚介系のラーメンを出しているのは他にタイのバンコク、ラーメンフェスティバルにある”せたがや”しか知りません。

シドニーのYASAKAを紹介してみます

前置きがかなり長くなりましたが、シドニーのラーメン店YASAKAを紹介します。

働いているスタッフはおそらく全員日本人、ラーメンの麺も製麺していますが、たこ焼きもたこ焼き機でちゃんと作られていて手作りで好感の持てるお店でした。

そしてスタッフのTシャツにはNO RAMEN NO LIFEの文字

公式動画があったので貼ってみます。

つけ麺をオーダー

店員さんにつけ麺は豚骨魚介のスープなのか確認した上でオーダー。

麺の量も選べますが、さすがに日本のように増量無料という訳にはいきません。

こちらがつけ麺(醤油)。$15と麺300gで$1合計$16(1,300円)

YASAKAのつけ麺 (SOY)

YASAKAのつけ麺 (SOY)

紛れもなく豚骨魚介の味です。日本にいれば標準的な味かもしれませんが、ここはオーストラリアシドニー。

この味が食べれてお店に感謝です。

正直なところ日本にいる時は豚骨魚介のつけ麺を食べ過ぎて飽きていたのですが、先日の一時帰国以来、約2カ月の豚骨魚介のつけ麺なのでとても美味しく感じました。

ただ、少ししょっぱ過ぎるのが残念。(メニューにはタレを少なくして薄味にしていると書いていますが、個人的にはかなりしょっぱいと感じました)

自家製の麺もツルツルで美味しいです。

麺に関していえば、日本の有名店と遜色ないレベルで、このレベルを海外で食べたのは初めてと言えるくらい美味しいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

シドニーで豚骨魚介の味が恋しくなったら是非訪ねてみてください。