レンタカーで回ったスペイン南東部の旅、後編。今回も文章よりも写真中心に振り返っていきます。

ロンダなどを訪ねた前編はこちら

フリヒリアナ

フリヒリアナの街

フリヒリアナの街

このアンダルシア地方、ロンダ周辺の山には白い建物ばかりの小さな村が沢山あります。

フリヒリアナはその中の1つなんですが、スペインで最も美しいと言われた街なんだとか。

小さな街で1-2時間もあれば回ることが出来ます。

フリヒリアナの町中

フリヒリアナの町中

昼寝中

昼寝中

教会

教会

1番上にある塔まで登ってみました。

塔の上の方

塔の上の方

街の周りにはオレンジの木が沢山

街の周りにはオレンジの木が沢山

近くには大きな湖

近くには大きな湖

写真を見返してみると、あまり美しい街を象徴するような写真が撮れていなくて一体何してたんでしょうかね。僕。

気を取り直して、次の目的地セテニルを目指します。

セテニル

岩の下に家があるセテニル

岩の下に家があるセテニル

続いて尋ねたのがセテニルという村。

ここも白い村の1つなのですが、巨大な岩の下に家があったり、岩に沿って家の壁として利用してしまっています。

イスラム教徒に征服された村を、キリスト教徒が奪回しようと7回試みたものの無理だったとのことで、この岩の地形が要塞の役割も果たしていたんでしょうね。

前回紹介したロンダ同様、今回の旅で最も訪ねてみたかった場所の1つです。

他では見ることが出来ない不思議な光景を見ることが出来る街です。

別の角度から

別の角度から

なんだかいい感じの絵

なんだかいい感じの絵

セテニルの町中

セテニルの町中

こんな風に岩のトンネルもあります

こんな風に岩のトンネルもあります

グラナダ

グラナダの夜

グラナダの夜

グラナダはイベリア半島最後のイスラム王朝ナスル朝グラナダ王国の都で、アルハンブラ宮殿が有名な場所です。

実はグラナダに関しては少し勉強不足のまま来てしまったのですが、スペインではバルセロナ、マドリードに次いで人気のある旅先。

グラナダではバル飲みしたかったので、安い郊外に宿を取りバスで中心街に向かいました。

グラナダ郊外の宿

グラナダ郊外の宿

バルで一杯やって宮殿に向かった

バルで一杯やって宮殿に向かった

宮殿へ向かう道

宮殿へ向かう道

ヒッピーの聖地などと言われるだけあり、ストリートミュージシャンや大道芸人や手作りの雑貨を売る人がいたり、ボヘミアンな街の雰囲気もすごく良い感じ。

時間の制約上、一泊しか出来なかったので、もう少し、ゆっくりしたかったなーというのが本音です。

アルハンブラ宮殿

アルハンブラ宮殿外観

アルハンブラ宮殿外観

スペインは南部は元々イスラム文化が広がっており、このグラナダ、アルハンブラ宮殿はその中心でもある。ここは僕の説明なんかよりwikiや書籍で学んだほうがいいでしょう。

個人的には、以前に読んでいた旅小説、珍夜特急(深夜特急ではないですよ)では主人公が旅先で知り合った女性とデートする場所として登場し、アルハンブラ宮殿の夜はそれは、とても美しい場所として推されていて気になっていた場所でした。

↑珍夜特急はまだseason1しか読んでいないのですが、オススメです。

そんなわけで僕はバルで一杯やって、あえて夜になってから、この小説の主人公のようにライトアップされたアルハンブラ宮殿を訪れることにしたのです。

 柱や壁には本当に細かい彫刻が施されている

柱や壁には本当に細かい彫刻が施されている

アラビアの文字ってかっこいいですよね。もちろん全然読めないけど。

アラビアの文字ってなんだか、かっこいいですよね。

本当に細かい

本当に細かい

庭園

庭園

ライトアップされたアルハンブラ宮殿は小説に書かれていた通り美しい所で、イラスムの文字などが掘られた細かい彫刻は素晴らしいものでした。

入れなかった場所もあり、昼のアルハンブラ宮殿も見てみたいと感じました。

それにしても振り返ってみると、僕はイスラムの建物が結構好きかもしれません。イスタンブールのアヤソフィアやも好きな建物ですし、僕ら日本人が全然知らない世界がそこにはあります。

コンスエグラの風車

コンスエグラの風車

コンスエグラの風車

グラナダから北上している途中、偶然横に風車がたくさん並んでいるのを発見。

せっかくなので立ち寄ってみました。

この街はコンスエグラという人口10,000人ほどの小さな町です。

マドリードやトレドからはバスが出ており、わざわざこの街に、この風車を見にやってくる人も多いのだとか。

城もあります

丘の上からの眺め。

丘の上からの眺め。

コンスエグラの風車

コンスエグラの風車

ふたたび車中泊

ガソリンスタンド

ガソリンスタンド

この日はグラナダを発つのが遅く、バレンシアまでたどり着くことが出来ず車中泊。周りは殆ど何もないサービスエリア。

バレンシア

ヨーロッパの街の雰囲気はやっぱりいいです。

街の雰囲気はやっぱりいいです。

バレンシアは人口80万人ほどが暮らす、スペイン第3の都市です。

一般的には火祭りやオレンジが有名なんではないでしょうか。バレンシアに限らずスペイン南東部は車で走っていて本当に沢山のオレンジの木を見かけました。

個人的には、サッカーチームの印象が強く、沢山見ていた時代は強豪チームの1つだったのですが、最近はおとなしいですよね。

クラウディオ・ロペスとかメンディエタとか好きだったなあ。。。

バレンシアで一押しなのは中央市場。

バレンシア中央市場

バレンシア中央市場

内部の様子

内部の様子

バレンシアカラーを見つけてニヤリ

バレンシアカラーを見つけてニヤリ

食堂もあります

食堂もあります

いろんな種類のハンバーガーのパテを売る店

珍しいいろんな種類のハンバーガーのパテを売る店

沢山のチーズが並びます

沢山のチーズが並びます

面白いのは、ここで買った食材を正面のレストランに持っていくと調理してもらえるというシステム。ひょっとしてバルセロナのボケリア市場でもできたんでしょうか?

ここで料理してもらえます

ここで料理してもらえます

闘牛場

闘牛場

バレンシア市街で夕食

バレンシア市街で夕食

ホテル近くのバル、立ち飲みしてます

ホテル近くのバル、立ち飲みしてます

ホテルに戻り、ベランダに机が用意してあったのでビールを飲んでいると、隣の部屋のポーランド人のカップルから声がかかり何故か乾杯。笑

ちょうど同い年の方でロンドンでトラックドライバーをしている方で同じように休暇でスペイン南東部をレンタカーで旅をしているのだとか。ちょうど僕とは逆方向に向かっているところでした。

しかしベランダ越しに出会うというのは初めての経験。珍しいシュチュエーション。笑

バルセロナへ

バルセロナ郊外の港

バルセロナ郊外の港

バレンシアを後にしてバルセロナに戻りました。返却は借りた場所と同じエルプラット空港。

今回のスペインレンタカーの旅は時間を優先して効率よく目的地を回るために選んだ選択でした。無事、無事故無違反でスペイン南東部レンタカーの旅を終えて帰ってきました。

しかしながら、振り返ってみれば流石に少し早足過ぎました。

当時つけていた日記を振り返ってみると、毎日長距離を運転して疲れたということばかり書いてありました。そんなわけで文章少なめの振り返りになっていたりもするのですが。。。(苦笑

ちなみに、この旅はこの後、ベルリンを経由して日本に帰りました。

ベルリンまでは、元祖LCCとも言えるライアンエアに初めて乗りました。

色々と厳しいと言われるライアンエアですが、実際には重量チェックもないし、印刷が必要と書いてあったEチケットの提示も無しと拍子抜けしてしまいました。。。

RYAN AIR

RYAN AIR